今日、町に出たときに購入したAltusの幻想交響曲。
1967年のパリ管が出来たときの演奏会ライブ。
録音が良いという評判もあったので購入したもの。
帰宅後、早速聴いた。最初はドビュッシーの海から
始まる演奏。ティンパニーの張り切り方がすごい。
続いて幻想に入ったが傾向は同じ。装置のせいだとは
思わないが音が悪い。それから演奏も熱狂的なのは
良いが(ア)っぽく感じてしまった。
耳直しもあり昨日手に入れたメータのLPを聴く。
メータがNYフィルを振った演奏。これはCDが発売になった頃
CDを持っていたがかなり前に処分してしまった演奏。
今回改めて聴き直して全盛期(?)のメータとNYフィルの
素晴らしい演奏が聴けてホッとした。細かいところまで磨かれて
いてNYフィルの実力がいかに高かったかが判る。メータの
演奏も筋肉質で引き締まったもの。ミュンシュのライブと比較して
レコードに時間をかけて良いモノを作っていた良き時代を
懐かしく思い出された。ライブも良いが時間をかけて録音した
ライブ演奏は本来は大事にしなければならない芸術だと感じた。
ズダーンのブルックナーも一度聴いてみたい。