久しぶりにオークションに参加して入手した2枚。
今日届いたので早速「皇帝」を聴く。LPの音は何とも言えない
ホッとする響きがある。レコードをかける作業はいろいろ手間が
かかるのでついおっくうになるが聴き始めると止められない。
ルプーとメータも良い演奏。昔は丁寧に録音をしていたのだなあ
等と感慨にふける。「幻想」を聴くのは後回しにして昨晩見つけてきた
ワルターのマーラー第9を聴く。以前から持っていたのは米国盤
だったが今回は欧州盤(イタリア?)と言うことで購入してしまった
もの。1楽章から聴き始めて裏面をかけると最終楽章のアダージョに
なっていて外盤の癖を思い出した。面倒なのでそのまま聴き終わる。
ワルターのマーラーは直弟子の正統派と言う雰囲気で引き込まれる。
最近の小手先の演奏より落ち着いて聴けた。
これで止まらず、今はケルテスでブラームスの2番を聴き始めた
ところ。1楽章を繰り返さないのが気に入っている。