先日も少し感想を書いたグリモー アバドのラフマニノフの
ピアノ協奏曲2番を改めてゆっくり聴いた。今回はメインの
システムで大音響。改めて演奏の素晴らしさに感激した。
グリモーは結構テンポも動かすし速いところは思いっきり
早くするしまさに手に汗握る演奏。バックのオケも気合いが入って
見ていても本当に気持ちがよい。それぞれが演奏に浸りきって
いる様子が良くわかる。フランス人とイタリア人のラフマニノフと
言うことで最初敬遠したのは間違っていた。
引き続いて火の鳥も再度鑑賞。ロシアンナイトという表題で
最初にチャイコフスキーのテンペストという曲が入っているが
未だ聴いていない。
アバドは続いてマーラーの4番のDVDを見た。初めて気がついたが
これはGMYOの演奏でルツェルンでは無かった。若い人たちの
優秀な演奏だったが演奏のコクが無いように感じられて一連の
ルツェルンの感激にはほど遠かった。