悲愴がなかなか良かったので引き続き同じように買ったままに
なっていたクナッパーツプッシュのワーグナー名演集を聴いた。
ジークフリートのラインへの旅、葬送行進曲、ヴォータンの告別
などはレコードを数種類、CDも最近発売されたSHMCD等も
含めていくつも持っている。悲愴と共に購入したのも板おこしへの
期待が大きかったためだが悲愴と同じような理由で放っておいたモノ。
このCDにはオランダ人、マイスタージンガーなどからの曲も収録されて
いるが夜遅かったので前記の3曲のみ聴いた。これも評判の通り
音、とくに低弦や金管が生々しく聞こえた。ジョージロンドンの
声が音像が小さめだが従来より近い距離で聞こえた。
今回2枚を聞き直してグランドスラムの板おこし盤を再認識する
気持ちになった。クナのウィンナワルツ、クレンペラーの合唱など
手に入れて聴いてみたい。