以前録画しておいた2006年ザルツブルグの「イドメネオ」を
DVDに移動する作業をしながら2幕後半から視聴した。
TV放映の祭は夜遅かったこともあり良く見なかったので
(途中からだが)今回が初めて見る機会。本などを読みながらの
ながら族だったが演奏が非常に素晴らしいので音楽に集中して
最後まで聞き終えた。コジューナーのイダマンテ、ハルテロスの
エレットラが素晴らしい。丁度、二人が歌う画面から見始めたのが
すぅっーと音楽に入り込めた理由だと思う。イドメネオ役の
バルガスはミラノスカラ座のドンカルロを思い出した。画面で近い距離から
見るせいか思ったより太っている。
指揮者はロジャー・ノリントン。昔、古楽器による第九で衝撃を受けたが
その後は必ずしも得意な指揮者ではない。これも今まで積極的に
このイドメネオを見ようとしなかった理由。今回、ゆっくり聴いてみて
その印象は改めなければと思った。
いずれにしても近いうちにまた聴いてみたい。