昨日ブログを下記ながらいい加減なことを書いたので訂正したい。
この演奏会は2004.5.1 アテネのヘロデス アティコス音楽堂という
野外音楽堂でのコンサート。P協奏曲が始まっても観客が移動して
いたり、客席が明るく観客の表情がはっきり見えるので落ち着かない
がそんな中でピアニスト、オーケストラ全てが自分の演奏に集中して
いるのは素晴らしい。バレンボイムのピアノも素晴らしいが少しモタモタ
する感じの所があった。聴いたことのないツィンマーマンとラトルの
同じ曲を聴いてみたくなる。
後半はブラームスのP四重奏1番をシェーンベルグがオーケストラに
編曲したモノ。昨日、地味な曲と書いたがオケ版は全く違う演奏。
特に4楽章の管楽器群の超絶技巧の披露は見ていてもスリリング。
所々、ブラームスのハンガリー舞曲風のところもあって面白かった。
ラトルと言う指揮者を益々好きになった。
野外音楽堂ではどのような音で聞こえるのだろう。
ビオラの日本人女性は2プルト目で弾いていた。