2009/9/6(日)

サイトウキネンフェスティバル松本2009
 長野県松本文化会館 16:00開演
  S席 \23,000


小沢征爾 SKF スーザングラハム
1)ラベル:道化師の朝の歌
2)ラベル:歌曲シェヘラザード
3)ブラームス:交響曲第2番


小澤さんの元気なうちにサイトウキネンフェスティバルに
行きたいと考えるようになっていた。偶々、昔からの友人が
関係しているとの話を聞いたので無理をお願いして
チケットを入手することが出来たので出かけた。

会場の松本文化会館は松本駅からかなり離れた場所に
ありタクシーで\1,800の距離。

聞こえてくる周りの話からS席はかなりルートのある人が
来ている様子。チケット売出しと共にネットが繋がらない
状況が長時間続いていたことを思い出すとやはりプラチナ
チケットなのか。田中真紀子議員を発見!


大きな期待感を持って1曲目の演奏が始まったが
”道化師の朝の歌”は音が混濁して聞こえ、舞台の
後ろ側の反響板に打楽器が反響するような気がして
演奏を楽しめなかったのが正直な気持ち。ここまで来て
失敗したかなと心配になる。

”シェヘラザード"は曲名は聞いていたがはじめて聴く曲。
メゾソプラノのスーザン・グラハムが大きな人で舞台に
出てくると迫力あり。でも美人。1曲目のショックが
大きかったので視覚の雑念無しの方が良いかもと言う考えから
目をつぶって演奏を聴き始める。静かな部分が多くきれいな
オケの音、スーザン・グラハムの歌声、特にピアノの部分の
声の伸びが素晴らしいのでようやく演奏会に溶け込め始め
目を開けて演奏を見ることが出来るようになった。
曲が短かったのでそのまま休憩へ。近くで元ソニーの出井さん
ご夫妻を発見。
(スーザン・グラハムが8月29日に行われたエドワード・ケネディ
 元連邦上議会議員の葬儀で“アヴェ・マリア”を歌ったとの
 記事があり。帰宅後、サイモンラトルの幻想CD余白の
 ”クレオパトラの死”でも歌っていることを発見した。)


休憩の後、ブラームスは1楽章はがさがさと始まり繰り返しも
あったので長く感じられたが2楽章から俄然良くなり4楽章の
大熱演で素晴らしい演奏だった。拍手も自然に出てきた。
やはり小澤さんはすごいな~っと言うのが自然な乾燥。
生の演奏会の難しさ、楽しみを久しぶりに勉強させてもらった
演奏会だった。

オーケストラ基金への募金(\3,000)を真剣に考えている。

来年も来たいね。

演奏会の後は松本駅前の居酒屋で友人と意見交換会?を

約1時間半。あっと言う間に電車の時間になり20時の特急で

帰京。会社の飲み会だと1時間も話せば十分だけど、好きな話を

しているときはあっという間に時間が過ぎた。やはり松本に一泊

すべきだったと反省しきり。

帰宅後、クライバーのブラ2をDVDで見てしまった。これも
良いね ←当たり前か。