今年もあと3日

いよいよ押し詰まってきました。


大掃除も佳境に入り、一人てんてこまい。

ほんと、ネコ(ネコ)の手も借りたいよ~!


本当は、こんなことをしている場合ではないのですが、たまの休憩も必要。

(理由をつけて、現実逃避・・・?)


あわただしい年末には、心がほっとする詩をひとつ、お届けしましょう。




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               《親指のとなり》


        

             一日一便

             夜になると

             足裏に銀の馬車がやってくる

             親指の停車場(ていしゃば)で止まり

             空へ

             ホーッと白い息を吐く


                寒かったね

                死んじゃうかと思ったね


             しずかな冬の夜

             あたたかい暖炉のそばで

             二人は くり返し

             過ぎてきた街や人について語り合う


             いつか 中指の明りは消えて

             二人は眠ってしまう

             いつか 親指の明りは消えて

             馬は眠ってしまう


             そのとなり

             さみしい標識のような指からやがて

             月が出て

             馬車はカボチャに変わる

             人は 思い出に 変わってしまう


                          

                            ~高階 杞一「空への質問」より~


   

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いつも唇にうたを