今日はどんより曇って寒く、出かける気が失せてしまう天気です。

肩こりは、昨日より少しましになりましたが、何より寒い!

ネコのように寒がりの私は、今朝からコタツを出られません。

で、いつものように手の届く範囲に必要なものを置いて、コーヒーを飲みながら読書に励んでいます♪


前にも書いたことがありますが、

『名言の正体~大人のやり直し偉人伝』山口智司著

というのを読んでいます。

この本の一番初めに出てくるエジソンの有名な言葉。


 天才とは、99%の努力と 1%のひらめきである


このあまりにも有名な言葉の、真の意味がまた衝撃的なものだったので、ご紹介しましょう。


トーマス・エジソンは、ご存知の通り19世紀のアメリカの大発明家。

電球、蓄音機をはじめ、生涯で1300もの発明をした人です。

が、子どもの時の彼は全く勉強が出来ず、結果教師とそりがあわなくて小学校を中退しました。

しかし、好奇心だけは人並みはずれていたようで、

「空はどうして青いの?」

「風はどこから吹いてくるの?」

などと質問攻めにして、回りの大人たちを困らせました。

また、火がどんなことをするか見たくて、自宅の納屋を火事にしてこっぴどく叱られたこともあるといいます。

それでもエジソンは懲りることなく自分の好奇心を満たすことに全生涯を費やしました。


学歴がないので苦労の多い青年時代を送りますが、発明家になった後も、ひたすら努力の日々を過ごします。

やっとのことで研究所を設立したあとは、

「睡眠時間を減らせば能力は増大する」

をモットーに、ほとんど毎日、仮眠しかとらず研究に打ち込んだといいます。


こんな仰天エピソードがあります。

彼の製造工場が、エジソン68歳の時大火事に見舞われ、莫大な損失をこうむる事件がありました。

が、彼は意気消沈するそぶりもなく、すぐさま再建計画を描いていたとのこと。

それどころか、家族をわざわざ呼び寄せてこう言いました。


「こんな大火事にお目にかかる機会はめったにないから、じっくりと見ておくがよい」


繰り返される挫折と、それに負けない努力。

そんなエジソンの苦難の生涯とともに、この名言は至る所で努力の大切さを語るものとして引用され続けたのです。


が、エジソン自身はこの反響の大きさに戸惑うばかり。


「99%の汗ばかり強調されている・・・・・

99%の汗が実るのは、1%のひらめきを大切にしたときなのだ」


エジソンの名言の生まれた背景。

それは、新聞記者に、

「これまでの発明の中で最も素晴らしいひらめきの結果は何ですか?」

と聞かれて次のように答えたことからこの名言は生まれたといいます。


 「それは赤ん坊の頭脳の中に天才を見いだしたことだ。

 生まれたての頭脳ほどリトルピープルにとって住みやすい場所はない。

 つまり、年が若いほど、リトルピープルの声に耳を傾けることができる。

 大人になってからでは至難の業となるが、それでも、何とか1パーセントのひらめき  

 と99パーセントの努力があれば不可能ではないだろう」


リトルピープル」とは、ネイティブアメリカンの間で語り継がれている「妖精」のこと。

日本人の感覚では、『天啓』とでも訳すれば近いのではないかと思われます。

つまり、エジソンが伝えたかったのは実は、「努力すること」ではなく、「ひらめきを大切にすること」だったのです。


その生涯を自分の才能を信じ、情熱を失わずに努力を続けたエジソン

そんな彼だからこそ、『天啓』はたびたび舞い降りたのではないでしょうか。

天才ほど直感、ひらめきに重きを置いて、目に見えないものに感謝の念を捧げる人物が多い気がします。


以前も書きましたが、ビートルズの一人、ジョン・レノンも神への信仰が篤い人だったみたいですし、スティーブン・スピルバーグ監督もやはり、そう。

神に愛された人

とは、やはり子どものように素直になって、天の声を素直に聞き入れられる人だと思います。

もちろん、自分の出来る限りの努力をしているということが最低条件になるのでしょうが・・・。


  《いつまでも子どもの心を失わず、素直に天の声に耳を傾ける


これは、歌を学ぶ上でも非常に大切なことなので、出来る限りそうあろうと、私も常に心がけています。

そうすると、不安にしめつけられていた心がふっと軽くなる。

自分一人で頑張っている訳ではない。

目には見えないが、ちゃんと手助けをしてもらえる不思議な力がある。

そう感じることが出来、なぜだかすべてに喜びさえ湧いてくるのです。


その、子どもの心。

それを描いたステキな詩がありました。

ご紹介しておきましょう。


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                 《こどものころに みた空は》


               ひとはみな

               みえないポケットに

               こどものころに みた の ひとひらを

               ハンカチのように おりたたんで

               入れているんじゃなかろうか


               そして

               あおむいて あくびして

               目が ぱちくりしたときやなんかに

               はらりと ハンカチが ひろがり

               そこから

               あの日の風や ひかりが

               こぼれてくるんじゃなかろうか


               「こどものじかん」というのは

               「人間」のじかんを

               はるかに 超えて ひろがっているようにおもう

               生まれるまえからあって

               死んだあとまで つづいているようにおもう


                   

                                    ~工藤直子~


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いつも唇にうたを