兵庫県立芸術文化センターで、メゾ・ソプラノの波多野睦美さんのコンサートがあったので行ってきました。

ここは、「題名のない音楽会」の司会でおなじみの指揮者の佐渡裕さんが芸術監督をされているので有名なところ。

ちなみに、佐渡さんの実家はうちの近くにあるのです。

それで私は勝手に佐渡さんに親近感をもってひそかに応援しています。

ここは、その佐渡さんのおおらかなイメージと重なり合うのびのびしたとてもいい施設でした。


そのコンサートの話です。

『ジュ・トゥ・ヴ~美しいフランスの歌~』と題して、彼女の最も得意とするフランスの歌を高橋悠治さんのピアノ伴奏で。

最後に日本語の歌も3曲入れて、1時間40分あまりの夢の時間を堪能しました。

私はパートはソプラノなのですが、メゾ・ソプラノの波多野さんののびやかで心をやさしく癒してくれる歌声に惚れ込んで、CDはほとんど持っています。

その波多野さんの歌声を初めて生で聴いて、涙が出るほど感動!!

目をつむって聴いていると、波多野さんの歌声と高橋さんのピアノの音色が縦横無尽に溶け合って、まるで自由自在に会話を交わしているよう。

プロとは何たるかをこれでもか、というくらい見せてもらった感じ。

でも嫌味は全くなく、会場全体が暖かい風に包み込まれているような雰囲気でした。


また、コンサートの終わりごろに歌われた日本のうたも良かった。

詩もとてもこころに沁みたので書いておきましょう。

濱口國雄さんという詩人のものです。


              《は空を求めている》


          鳥は 空を求め胸の奥で はばたく

          鳥は 必死に空を求めているのだ

          鳥に 空を与えるのは お前だ


          恐れるな

          胸を裂くのを恐れるな


          鳥は 裂かれた胸から 血をあび 空に飛び立つのだ


          お前の 胸を裂くのは お前の手だ



                    http://www.avexnet.or.jp/classics/artist/hatano/


波多野さんの新しいCD「ゆめのよる」情報はこちら。↑


行き詰まっていた私の歌に、大きな風穴をあけて貰ったような気がしてほのぼのと嬉しかったです。

久しぶりに、本当に充実した時間を過ごすことが出来て満足の一日でした♪




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