中国 ビジネスを長年行っている会社 経営者になります。

最近は中国は 基軸通貨である ドルから離れて行こうという動きも活発になり 二国間条約における通貨スワップを色々な国と行っているようです。

 

ニュースを見ているとサウジアラビアと中国は通貨スワップによって約500億元 日本円にすると約1兆円 レベルの通貨スワップを行ったということです。

 

サウジアラビアから見れば 人民元建てで商品が購入できますし また中国から見れば サウジアラビアの現地通貨によって 石油が購入できるというメリットがあるのでしょう。

 

逆に考えればサウジアラビアは 自国 通貨で中国製品が購入できるということは 外貨建てよりもリスクは少ないということになり メリットは大きいと言えます。

 

いずれにしろ 中国は今 ドルからの影響の脱却ということに力を入れているということが ニュースでも報道されており 私自身も 中国と貿易するものとしては ドル建てでの貿易というのを長年 行ってきましたが 今後ますます 人民元だけという世界に変わっていくのかと思いますが日本と中国で人民元と円のスワップ というのが行われるのでしょうか。

 

最近は民間レベルでの取引で支払いは人民元建てで支払ったりすることは 増えています これはなぜかというと 為替リスクを減らすためというの と あとは 相互 貿易をしていて人民元の資金がたまっているような企業は人民元で決済したいという風に考えます。

 

いずれにしろ 通貨は色々な意味合いでやり取りがされますので中国は世界の貿易立国として 台頭しているわけですから 自国通貨での貿易ということをすれば中国と貿易をしたい国にとっては 為替変動のリスクがなく 安定して良いとも言えます。

 

 G 7の国から見た時に G 7の通貨を活用してもらえないとなれば 通貨の価値が保持できなくなり メリットが薄れるという意味もあるかと思います。

 

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