ブログを書いていなかったからといって、何もしていなかったわけではありません。むしろ最近は、これまで以上にインターネットに向き合う時間が増えています。ただ、その中心が「ブログを書くこと」から「インターネット上に仕組みをつくること」へと変わってきました。
現在、私たちが特に力を入れているのが、自社コンテンツをどのように発展させ、それを事業につながる仕組みにしていくかということです。
これまでインターネットで情報を発信するというと、ホームページを作り、ブログを書き、SNSなどを使って多くの人に見てもらうという方法が一般的でした。もちろん文章による情報発信は今後も重要です。しかし、AIをはじめとする技術が急速に進歩している現在、それだけでは少しもったいないと感じています。
私が最近面白いと思っているのは、インターネットそのものを「システム」として利用することです。
例えば、必要な情報をデータベースに蓄積し、条件に応じて検索できるようにする。大量の情報を整理し、利用者が必要としている情報へすぐにたどり着けるようにする。複数の言語に対応したり、地図や地域情報と連動させたり、データを分析して分かりやすく表示したりする。さらにAIを組み合わせることで、これまで人間が一つずつ行っていた作業の一部を自動化することも可能になってきました。
つまり、単に「情報を掲載するホームページ」ではなく、「利用することで何かができるホームページ」をつくるということです。
私たちの会社でも、こうした考え方から自社のさまざまなコンテンツやシステムを開発しています。
そして、できる限り外部に任せるのではなく、自分たちで考え、自分たちでつくることを大切にしています。自社で開発していれば、「ここをもう少し使いやすくしたい」「この情報とこのデータを連携させたい」と思ったとき、すぐに試すことができます。失敗することもありますが、修正しながら少しずつ完成度を高めていく。この繰り返し自体が、会社にとって大きなノウハウになっていくと考えています。
AIの登場によって、この流れはさらに加速しました。
以前なら専門のエンジニアや大きな開発会社に依頼しなければ難しかったことでも、現在はAIを活用することで、小さな会社でもかなり高度なシステム開発に挑戦できるようになっています。
大切なのは、AIに何かを作ってもらうことだけではありません。
「どのような情報を持っているのか」「お客様は何を必要としているのか」「その情報をどのような仕組みにすれば使いやすくなるのか」を自分たちで考えることです。AIは非常に強力な道具ですが、最終的にその道具を何のために使うのかを決めるのは人間です。
これからのインターネットは、単純に文章や写真を掲載してアクセスを集めるだけではなく、情報、データ、AI、検索、分析などを組み合わせ、「使える仕組み」を提供する方向へさらに進んでいくのではないかと思っています。
私たちも、自社がこれまで蓄積してきた情報や経験を単なる記事として発信するだけではなく、インターネット上のシステムとして形にしていきたいと考えています。
不動産、海外ビジネス、貿易、地域情報など、私たちが実際の仕事を通じて蓄積してきたものと、新しいインターネット技術やAIを組み合わせる。
そして、お客様にとって「情報を見る場所」ではなく、「実際に役に立つ場所」をつくっていく。
最近は、そんなことを考えながら、毎日のように新しい仕組みを試しています。
ブログの更新は少し止まっていましたが、その間に私自身のインターネットに対する考え方も大きく変わりました。
これからは「何を発信するか」だけではなく、「どんな仕組みをインターネット上につくるか」。
そこに、これからの会社の新しい可能性があるのではないかと考えています。
