東京の港区で中国人向けに不動産販売をしている不動産会社の経営者です。
さて私たちの会社は長年 中国との関わりを持っておりますので それが原因をして中国との取引を色々行っております。
弊社は 2005年に東京都で宅地取引業者の免許を取得したので外国人向けに不動産の販売を行ってみようということで事業を行っております。
最近 中国の不動産業界が音を立てるように壊れて行ってるような情報が ニュースから流れております。
私自身も 長い間 上海を中心に 中国で暮らしておりましたので中国人の不動産投資という キーワードはめちゃくちゃ大好きな言葉と言えます。
だいたい 中国人と会話していると ほとんどが お金 投資 不動産 株 という単語ばかり聞きましたので 彼らの頭の中は日本人は昔 エコノミックアニマルと欧米人から呼ばれたことはありましたが 中国人は日本人の比ではならないぐらいにエコノミックアニマル的思想を持っております。
つまり 今回は中国人の投資 精神を精神的打撃を与えるという点では コロナ ショックにおける不況 すなわち 中国政府が行った ゼロ コロナ 政策によって急激な景気悪化をしたことで 中国人はどこに投資をすればいいかということが国内では道を失っています。
不動産業界に関しては これはコロナの前から着工件数があまりにも多すぎるために 中国政府がちょっとやりすぎだということで 急激な ブレーキをかけたことで景気も悪くなり 同時にコロナ ショックによって全てが停滞したことですごく 表面化したと言えます。
つまり 中国の GDP の30%以上は 不動産関連の開発や投資と言われておりました。
私が長年住んでいた 上海などは一時期 上海市の GDP の50%は 不動産開発だということを聞いたこともありますのでその時 思ったのはもし不動産開発 止まれば中国の経済規模はいきなり半分になるのかと思っていました。
つまり 中国の急激な経済の縮小をイメージするには 不動産業界の開発が一気に 停滞するという流れになれば 中国人の消費マインド はいきなり落ちることになります。
それに牽引されて不動産以外の関連行事としては 建築業や建築資材業 そして インテリア家具などの備品 また照明器具 そしてその他いろいろな建築に関わる商材やまた不動産の販売業者などを関連する業者は相当多いために大きな影響を及ぼします また 人口もそこに関わる人も相当多いことで彼らの収益が悪くなることで外食産業 やその他いろいろな産業面で消費のマインドが落ちていくということを考えれば中国も完全にデフレスパイラルに入ってしまったと言えます。
つまり 日本型不況などとも言われておりますが 不動産に紐付いて 経済発展をさせると 不動産の開発がやりきったところでそこで 次なる展開が見れなくなりいきなり消費のマインドが落ちるということになります。
中国はそのような状況で 非常に厳しい状況にあるのですがまた西側諸国との関係も複雑化しており 西側としては 一番 中国でも得意だ 電池 商品を作る上で必要な 半導体の中国への輸出を禁止するなどすれば不動産業界や建築業界だけでなく 電子部品業界 や自動車メーカーまでも影響を受けますので これではある 意味 経済的に一気に落ち込む可能性があります。
そのような状況になれば 中国人は経済に対する感覚は鋭いので このタイミングに現金があるうちに海外にどれだけ 資産フライトをさせるかということを考えるのが当然です あるニュースの統計によると 最近の1ヶ月に日本円で1兆円以上資産が海外へフライトしているということです。
今 インバウンドのアンケート調査などを見れば一番行きたい国ということで中国人がナンバーワンにあげているのは シンガポールを抜いて日本だということです。
つまり 飛行機で2時間で中国から日本に来ることができますし 日本はコロナが流行した時でも町は ロックダウンをすることなく 隔離 はされませんでした。
つまり 中国人から見た時に近くで安全な国という風に自らの身の危険などを考えれば リスクは確かに 外国というものは多少 考えられますが 日本は政府が そこまで無理やりな 国民の制御をしないということは 中国人は分かっております しまた中国人は投資ビザを取得すれば日本の国民年金保険や医療保険 が受けられるということで こんな素晴らしい国はないと中国人は話しています。
ある意味 日本人のために作った国民皆保険ですが 外国人の方が感動していてそれをものすごく 日本へ来るための動機としています。
つまり これから何が起こるかというのは政治的な話で言うと 日本と中国の関係というのはある 意味 冷たい関係ですが 民間の移住ということでのことを考えれば これは水面下で 今後日本に自由に渡航ができるようになってくるとかなり熱い市場になると見ています。
簡単に言えば もう逃げ出したいという思いの人が多いというのが現状でしょう。
