こんにちは 東京の港区で不動産業者を行っているものです。

最近はコロナも終わり インバウンド需要がどんどん高まっており 私どもの得意としている中国からの 団体客などが来月くらいから日本に大量に押し寄せる というようなニュースが流れておりますので それに対応した ビジネスを考えていかなければいけないと思っております。


なんですけども 中国の不動産不況というものは あれは政府があまりにも不動産を開発しすぎたために金の貸し出しをストップし強制的に不動産開発業者を破綻させているというのが 中国の不動産不況を巻き起こしている原因になっております。


私も長く 上海に降りましたので 上海の GDP の半分は 不動産開発 だなどと言われていました中国の統計など見ても 25%ぐらいは 不動産開発による GDP だという風に言われておりますので 不動産開発が止まれば いきなり 25%も GDP が減少するということになれば これは 大不況になるのは当たり前の話です。


中国人は基本的に 儲かる という話には皆さんが飛びつく 傾向が強く 不動産の投資は儲かるということでどんどんどんどんファンドを作って投資をして行ったというのがありますが ここになって儲からないとなれば 一気に この資金は逃げ出しています。


ですから中国の不動産デベロッパーはどんどん 破綻していくと思いますが 不動産投資をやめたらマネーはどこに行くのでしょうか。


中国国内での株式投資をするのか と言っても 中国の不動産における大不況のおかげで 中国全体の経済が沈んでいるために不動産投資から株式投資への資金の流出というのはほぼ 考えられませんので どこに行くか といえば 資産防衛のために外国に逃げたいというのは中国人の心理になります。


その中でも資産がきちんと持てる日本の不動産というものは 中国人から見て ものすごく魅力的に感じているようです。

私も中国人の知り合いは結構 いろいろおりますが そのような人たちの話を聞くと日本に小さい土地でもいいから欲しいというような話を言っています。


つまり 日本に小さい土地を買って小さい家でもいいからそこに建てて住めればいいかなという風に思ってる人が意外と中国人にいるようです。


これは日本の高度成長期の時代の一戸建て マイホームブームの時代に 郊外の小さい都市に無理やり 2階建て や 3階建ての木造住宅を建ててそこに住んでいるようなイメージになるかと思いますが そういうようなものでも全然オッケーのようです。


すなわち 日本に土地を持ち そして 小さい家でもいいからそこに住むことができればそれでいいという風に感じている人も多いというニーズを最近は感じます。


無意味 これは完全にエスケープ という意味だと思いますが 中国人は中国国内だけで資産を持っていたり 中国国内だけの居住権 だけでは 万が一 政府の方針が大きく変わった時に自らの防衛ができないと考えている人が多く 日本人 以上に外国に対する移住というものに関心を持っています。


日本では移民を専門にするような会社 っていうのはあまり見かけませんが中国や中華系の国々に行くと移民ということが ビッグビジネスになっています。


私も 香港に会社を持っていますが 移民を専門にしているような企業も大企業に成長しているというような状況もありますので これは日本ではあまり見ない傾向です。

つまり 華僑 などが中国人の中に多くおり 東南アジアや 全世界に 中華街などを作っている現実などを見れば 中国人は自分の国だけにこだわっていないというのが十分理解できます。


日本人も海外に出かけて日本人会などもありますが 規模はさほど大きくないと言えます。


東南アジアの国々を見ても中国からの移住者が多く 国によっては ほとんど 中国みたいな国もあります。


よってそのような状況を考えても 今後日本に起こること というのは中国からの移住者が小さい 土地などを買って自分の住める エリアを確保したいというニーズというのはこれから絶対あります。

すなわち 逃げ出したいという願望です。

中国政府もそのことを分かっているのか パスポートの発給を減らしているような情報もありますので 今後 外国に渡航する中国人の数というものはどうなのか というのはまだ不明な点はありますが 中国の政府も国民の強い圧力には 最近は屈する傾向が感じられますので 一気に海外に出たいというようなニーズがあれば もう勝手にしてくれということでいきなり開放する可能性はないです。


それを感じることがあったのは 中国政府が行った ゼロ コロナ 政策というものがありましたが街全体をあまりにもあちらこちらで ロックダウンしたことで 民衆が 反感がマックスになり それに危機感を感じた指導部がいきなりゼロ コロナ やめました。


このような状況を見て 民衆の意見があまりにも反感が強くなれば 海外に行ってくれということで日本もかつてあった 口減らし 政策と同じようなことが起こる可能性があります。


日本の口減らし 政策というのは100年以上前の話ですが南米などに多くの日本人を移住させた政策のことを言いますがその時 行った本当の理由は 反政府を唱える地域の人々を中心に 海外移住を斡旋したというような話もありますので 似たような政策というものはどこの国でも考えられます。


さて そのようなことがあるために今後どのようなことが起こるかといえば日本は近くで逃げ出すにはいい国だということで 中国人の知人も話してましたが 日本はロックダウンをしなかったということが非常に良い印象を持っているそうです。


つまり 法律的に国民を強制することがないという国は神様の国のように感じるようです。


日本人はコロナが大流行している時も基本的には外出するなという 緊急事態宣言は出ていましたが 別に外出したからと言って 強制的に 檻の中に入れられたり棒で殴られることはなかったです。


日本人にとっては当たり前の話がある そうではない 国もあるということを考えればある 意味 そういう点で究極の危機状態になれば日本は最高に良い国だという印象を持たれると言えます。


いずれにしろ そのような外国人からの日本に来たいというニーズは当然 存在しますのでそのような点を考えて今後 自ら ビジネスモデルとして考えていくということは重要だと思っています。


最近私自身も 思ったのですか 外国人に対して日本の不動産を売ってはいけないような運動している 意味不明な 芸能人がいますが ああいう人たちは本当に日本のことわかっているのかと思います。

つまり 日本政府も土地が誰かが所有してくれなければ税金が入らないという問題がありますのでその問題 すなわち 日本の空き地空き家問題 というのは 実は非常に大きな問題で最近は相続で相続しない人があまりにも増えたので 強制的に相続を引き継がせるような政策をとって無理やり 税金を取るような方向性に行ってます。

こういうようなことを考えれば誰でもいいから税金払ってくれる人を 土地を買ってくれれば文句言えないというところが本音でしょう。


ということで 率直ぐらい 検討して外国人に対する不動産というような話を書きましたが 外国人向けに不動産を販売している業者としてはとやかく 周囲が行ったりしていますが そんなことある 聞いてられないという現状がありますし 売主 さんも正直 外国人にできる限り頑張って売ってくださいと一生懸命お願いされるので売るしかありません。


それが人のニーズというものでしょ 今の日本の人は所有欲というものがなくなり昔の日本人というものは大きいものはいいことだということがありましたけども 今はミニマムが最高だというのが時代になりましたので不動産のようなコストのかかるものは必要な愛というような人が増えています。


それでは完全に世の中 成り立ちませんので そういうことを考えても外国人という所有欲の強い人たちが 日本の不動産を持っていただけるということはありがたいことだと思って これは日本の国税から考えても嬉しい話ですから そのことを理解した上で 色々 意見 言う人は行って欲しいと思いますが そんなこと言っていてもしょうがないのでニーズがあったり 頼まれたりすることを行うのが我々の仕事でもあります。