2019年10月27日(日)スーパーFJ筑波シリーズ最終戦が開催され、
#67サトル選手は2019筑波シリーズランキング3位を獲得することができました‼️
🎉🎉おめでとうございます🎉🎉
2019JAF筑波スーパーFJ選手権全6戦の戦績
第1戦4月7日(日)予選3位・決勝4位
第2戦5月5日(日)予選4位・決勝3位
第3戦5月26日(日)予選4位・決勝3位
第4戦8月18日(日)予選7位・決勝6位
第5戦9月22日(日)予選5位・決勝8位
第6戦10月27日(日)
予選4位・決勝最下位→4位(怒涛の6台抜き)
スーパーFJのレース初参戦の1年は、笑顔溢れる表彰式で幕を閉じました。
今回は、レース内容に絞って全6戦を順番に振り返ってみようと思います。
サトル選手の本名は小谷諭司(こたにさとる)ですが、難しい名前の読み方を1人でも多くの方に覚えて頂きたく、このブログでは、「サトル選手」という愛称でご紹介しますので、よろしくお願い致します。
2019年4月7日(日)
第1戦 予選3位 → 決勝4位(全15台)
#67サトル選手は、デビュー戦にも関わらず、予選で自己ベストタイムを更新。
2019年筑波シリーズチャンピンに輝いた#9KAMIKAZE選手、2位の#3秋山選手に続く予選3位と、大いに期待させてくれました。
決勝までの待ち時間に、マシンオーナー江積さんとスーパーFJの運転操作を確認するほどの初々しさでした。
朝から曇り空でしたが、スーパーFJ決勝スタート前に降り始めた雨は、幸い路面に影響がない程度で、レースはそのまま続行。
3番手スタートの#67サトル選手は、トップの#9KAMIKAZE選手、2番手の#3秋山選手に徐々に引き離されていきました。
さらに本人のミスが重なり、今年筑波シリーズ3年目という#7本田選手に抜かれて4位に。
後半追い上げるも、僅かに届かず決勝4位でゴール。
あと一歩のところで表彰台を逃していまい、悔しさを隠しきれないデビュー戦となりました。
2019年5月5日(日)
第2戦 予選4位 → 決勝3位(全14台)
レース前日、練習走行2本目が始まってすぐにマシントラブルで走行不能となり、ピットに戻ってきました。
壊れたのはドライブシャフトで、練習は即中止になってしまいました。
一瞬不安がよぎりましたが、メカニックさんが「大丈夫だよ!」とその日のうちに修理してくださり、無事にレース当日を迎えることができました。
第2戦予選は、第1戦の決勝で3位を譲ってしまった、#7本田選手に続く4位と悔しい結果でした。
しかし、決勝4番手からのスタートでは、第1コーナーの侵入で#7本田選手と並んで競り勝ち、#67サトル選手が3番手にジャンプアップ。
13周目の第2ヘアピンで、#67サトル選手のイン側から4番手の#7本田選手がバトルを仕掛けて並走するも、#7本田選手がスピンした結果、#67サトル選手は決勝3位でゴール。
デビュー2戦目にして、初めて表彰台に上がることができました。
DEEP RACINGのガレージで、チームサトルのサポーターと一緒にお祝いをしました。
2019年5月26日(日)
第3戦 予選4位 → 決勝3位(全12台)
第3戦は5月末というのに、気温が30度を超える猛暑日でした。
#72前田選手、#9KAMIKAZE選手、#3秋山選手に続き、予選4位となりました。
決勝は、#9KAMIKAZE選手の白とグリーンのマシンの後ろ、4番グリッドからのスタートです。
決勝では、ポールポジションの#72前田選手がスタートで1速→4速のシフトミスによりトップ争いから脱落。
4番手でスタートした#67サトル選手はスタート直後の第1コーナー立ち上がりで、なんと3番手スタートの#3秋山選手をパスして4位→2位とジャンプアップ。後に、スタートに自信を持つきっかけになりました。
2番手の#67サトル選手は、次第にトップの#9KAMIKAZE選手に引き離され、中盤では3番手の#3秋山選手に第1コーナーで一瞬の隙を突かれ、イン側から仕掛けられます。
その先のS字まで2台横並びでなんとか堪えるも、第1ヘアピンで#3秋山選手に2位を譲ってしまいました。
後半は4番手の#72前田選手にもプレッシャーをかけられながら、集中力を維持して逃げ切り3位でゴール。
第2戦に続き、スタート直後の第1コーナーで順位を上げるパターンが板についてきました。
ベテラン勢との実力差を感じるものの、バトルに競り勝つ強さと集中力という点で著しい成長が見られました。
レースをきっかけに、懐かしい友人との再会や、多く新しい出逢いがありました。
2019年8月18日(日)
第4戦 予選7位 → 決勝6位(全13台)
猛暑の中タイムが伸びず、予選7位。
決勝は7番グリッド、手前の列の前から4番目が#67サトル選手です。
2戦、3戦と同じく、スタート直後の第1コーナー進入で1つ順位を上げ、6番手になりました。
その後もレース前半は前車にプレッシャーをかけ、アウトから仕掛けるも抜くまでは届かず。結果は6位入賞でした。
セッティングや走りに迷いが生じて、スランプと言える大変辛い辛い時期でしたが、チームサトルをはじめ、たくさんの応援が支えになり、とても嬉しかったそうです。
2019年9月22日(日)
第5戦 予選5位 → 決勝8位(全10台)
予選5位。
筑波スーパーFJ3年目の#7本田選手は予選4位と、デビュー戦以来、切磋琢磨が続きました。
筑波サーキットのレポートによると、決勝直前の気温約29度。路面温度は47度と予想以上に高かったそうです。
#67サトル選手は、決勝スタートの第1コーナー侵入で順位を1つ上げ、4位になりました。
これで、2戦、3戦、4戦、5戦と、スタートを決めて順位を1つ上げたことになります。
激しい4位争いが続き、決勝残り4周で、#7本田選手から接触を受けた#67サトル選手がスピン。
#7本田選手が4位、#67サトル選手が8位でゴールとなり、大変悔しい経験となりました。
接触シーンは動画スタートから約1分25秒後です。
2019年10月27日(日)
第5戦 予選4位 → 決勝4位(全11台)
いよいよ最終戦。
シリーズランキングは、この時3位。
4位の#7本田選手とわずか1点差です。
#7本田選手は昨年シリーズランキング4位の獲得しており、今年は更に上位を目指したいとのこと。
ここから、1位20点、2位15点、3位12点、4位10点、5位8点、6位6点、7位4点、8位3点、9位2点、10位1点が加算されるので、この最終戦で順位は大きく変わる可能性がありました。
#9KAMIKAZE選手は第5戦でシリーズランキング1位が決定したため、この日はスーパーFJではなく、F4のレースに参戦されました。
またしても、予選は#7本田選手に続く4位。
#67サトル選手がシリーズランキング3位を守りきるためには、絶対に決勝で逆転するしかありません。
#67サトル選手は4番グリッド、奥の前から2番目からスタートです。
筑波サーキットの発表では、決勝レースは13時37分、気温約21度、路面温度29度の中でスタート。
#67サトル選手はスタートで2台をパスして2位に浮上した直後にスピン。
本人の話では「タイヤが温まりきっておらず、滑りやすい状態で、ややオーバースピード気味に曲げて行った結果、スリップして立て直せずスピンした」とのこと。
2周目には、トップからここまで大きく遅れて最後尾でした。トップの#8伊藤選手から約15秒後に#67サトル選手が見えてきます。
4位争いの6台は数珠つなぎになっており、
#67サトル選手は7周目を過ぎた頃に、ようやく1台をパスすると、そこから怒涛の5台抜き。
11周目の第1ヘアピン入り口で、4番手の#11塚本選手を内側から抜き、見事4位に返り咲きました。
#67サトル選手が現れるのは動画スタートから26秒後です。
抜きどころがないと言われる筑波サーキットで、まさかの6台ごぼう抜き。派手なレースで観客席を大いに沸かせてくれました。
予選の順位アップ、基礎的な速さの習得は大きな課題ですが、レース中の集中力や精神面の成長は目を見張るものがあります。
決勝のスタートダッシュを武器に、魅せるレース、数々のドラマで大いに楽しませてくれた#67サトル選手。
2020年の活躍も期待していますので、頑張ってください‼️
最後に、#67サトル選手よりご挨拶があります。
2020年も頑張りますので、引き続き応援をよろしくお願いします‼️
#67小谷諭司(こたにさとる)
🎉🍾🎉筑波シリーズ参戦1年目🎉🍾🎉
🎉🍾🎉シリーズランキング3位🎉🍾🎉
🎉🍾🎉おめでとうございました🎉🍾🎉