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【 心と繋がるお話し 子育て 】
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《 反抗期の甘えについて、考える 》
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抱っこを求めたり、触れ合いやスキンシップ。
この甘えは、だんだんと成長と共に、変化する。
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第二次成長期では。
「自分でできること」を
「やってほしい」と言ってきたり、
「自分でやるべき」ものを
「やってやー」と自分でやろうとしなかったり、
何か欲しい物がある時、
「これ買って~」「お金ちょーだい」と、
言ってくる。
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親からすると、いい加減で、自分勝手で、
とてもわがままで、怠けているように感じる。
そして、
こちらが怒ったり、指摘したりすると、
猛反発してくる。
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先日、
中1の長男が「筆箱が汚れたから洗って!」
と、言ってきた。
私は、自分の筆箱だし、自分で洗うように伝えた。
すると、
「何で洗ってくれんのん!」
「親なんじゃから、そのくらいして、当然じゃろ!」
と怒りだした。
私も怒りが汲み上げて来たが、
ちょっと深呼吸をして、考えてみた。
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この息子の行動は、
【甘えたい気持ちの表れ】
ではないのだろうか?
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「息子は、甘えたかったのかー」
そう考えながら、
中1の頃の自分を想像すると、
なんだか息子の気持ちが分かる気がした。
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私は、
■自分のことは、自分でやらなければならない
■自分でやるべき事は、しんどくても人に頼ってはいけない
■甘えることは許されない
■出来ることをやらないのは、怠け者
■怠けることは、いけないことダメなこと
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私には、こういう考えがあって、
普段、無意識に行動してるから
息子の訴えを聞くと、
「甘えるな!母さんは頑張ってやってるんだ!」
と突っぱねたい気持ちになったんだと、
思いました。
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反抗期に、わがままで、自分勝手で、
理不尽に感じる訴えばかりしてきたとしたら。
それは、きっと小さい頃に、
●親の手を煩わせないように、
駄々をこねたりせず、自分の気持ちを我慢してきたから。
●大人の都合に合わせて『良い子』でいたから。
●親の期待に応えて、頑張ってきたから。
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そういう視点で考えると、
これらのわがままとも思える訴えは、
子供からすると、
今まで口にせず、我慢してきたからこそ、
表現される必要な訴えであり、
必要な甘えではないだろうか?
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きっと、
子どもの訴えてくる事を突き放したりせずに、
一つ一つ受け止めていたら、
心が満たされていく。
そうすると、
それらの訴えや過剰な反抗も減ってくると思う。
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ここで、気を付けないといけないのは。
ただ買い与えるだけじゃなく、
ちゃんと目を見て、話を聞き、
『何故それが必要なのか?』
『何故欲しいのか?』
という、
『子どもの気持ちを理解、共感すること』が重要。
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私たちも、やろうと思えばできることでも、
手伝ってほしい時、誰かにやってほしい時って、
ありますよね。
そんな時に、
「ちゃんとやりなさい!」と、頭ごなしに言われたり、
「頼らないで!」「甘えないで!」「怠け者!」
そう言われたとしたら、とても気持ちになりませんか?