【良かれと思ってしてあげる】からのイライラを解消する方法 | 岡山市中区『心と繋がるセラピー』子育て相談、インナーチャイルド療法 / フリースクール『みんなの家』

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『みんなの家』が子どもさんにとって、家でもない学校でない第三の居場所として。
自分らしくいられる安心できる小さな社会として。
親御さんにとって、子どもさんとの関係の潤滑油として。
子育ての悩みを共有できる場所として。
そのような思いで立ち上げました。

母親は、ゆっくりしたくても、
「これもやっとかなきゃ~💦」と、

私が今したいことより、
やらなければならないことを優先しないと
いけない場面が多い。



でも、
この習慣の中で生きていると、
人に提供するのが当たり前になってしまって、
自分の心が空っぽになっていても、
気付くことができなくなる。





私達母親は、
「良かれと思ってしてあげる」
ことがよくある。



この思いは、
相手への思いやりだし、好意だし、
相手のことを思って親切な行動ではある。

ただし、相手がYESと言うのが、前提にある。

だから、相手がNOとなると、
「せっかくしてあげたのに」
と、怒りに変わってしまう。



○○○○○○○○○○○○○○○○○


Q、なぜ怒り
    変わってしまうのか?


パターン①

◎良かれと思ってした行為を、子供が喜ぶ◎
気分が良い
・私のことを受け入れてくれると感じる
・私は、人の役に立てる人間だと感じる


◎逆に
良かれと思ってした行為を、喜ばない
・こんなにしてやってるのに、
私のことを受け入れないなんて許せない。
・私の好意をありがたいと思わない。
(冷静に感じることは少なく、怒りで反応してしまう)
否定された怒り
認めてもらえない怒り



パターン②

◎良かれと思ってした声かけや行為を聞かず、
     結局、子供が困った状況になる◎
不安な場面が目の前に起こり、
「ほら見たことか!」
「だから言ったでしょ!」
言いたくなる。
というか、我慢できず言ってしまう。

 子供の考えた行動、思いを否定して、
母親の正しさを無意識に押し付ける。
子供が何を学んだか?まで考えられない。

本当は、子供が困るかどうかではない。

母親自身の中に不安が存在していて、
それを隠すために、
子供の不安を先回りして解消したくなる。

その不安が怒りとなって、表れる




○○○○○○○○○○○○○○○○○

Q、この怒り
  何とかする方法はあるか?


A、まず、怒りに気付くこと。
   そして、その怒りの裏に何があるのかを、
   知ることで怒りを減らすことができる。




何かしてあげたいと思う時は、
私がしたくて、する行動だと、
認識することが大事。



「良かれと思ってしてあげたのに」という
キーワードが出てくるなら、それは、
「私がしてあげたことに喜ばないの!」 
と、怒ってるということ。

それに気付くだけで、
                後の行動が変わる。





でも、
「良かれと思って、してあげたのに」
と、腹が立ってくるのは、悪いことじゃない。


なぜかと言うと、
自分の本当の気持ちや自分の長所に気付く
チャンスでもある。



母親自身が今まで、自分の思いよりも、
周りの人の思いを大切に優先して、
周囲の雰囲気を察して、
調和を大事に生きてきたから。

それは、
とっても優しいこと。
お心遣いのできる人だということ。
またその能力に長けているということ。




こんな他人を思いやる才能があるからこそ、
どうしても自分の気持ちを抑えてしまう。



だから。



◎私は、空気を察して、人を思いやって、
         人に合わせる才能がある。


◎私は、人のためにこんなにも
            行動できる人だ。


◎私は、こんなにも
     人を思いやるキャパが大きい人だ。




この言葉を、自分に伝えてあげることで、
自己受容していることになる。

自己受容によって、
  怒りを軽減することができると考えます。




ぜひ、お試しあれ!!🤗