こんな日は、お寺の息子に会いに行きたくなっちゃいます
バイトを始めて、人と話したり笑ったりする機会が増えました。
そのせいか、前向きに過ごせる時間が増え、社会で生きていく力が少しずつ戻ってきてるように思います。
涙を流すことも、苦しいと感じることも、以前に比べて減りました。
でも、やっぱり毎日寂しいなぁ
夫のこと。
この間、夫と一緒に買い物とランチに出掛けました。
日曜日だったこともあり、ショッピングセンターにもランチをしたお店にも、小さな子供を連れた家族が沢山いました。
そんな幸せそうな家族を見て羨ましいなぁという気持ちで見てたのですが、ランチをするのに席についてふと夫を見ると、下を向いて涙を流していました。
息子が亡くなるまで、夫の涙は見たことがありませんでした。
ましてや外で涙を流すなんて、今までだったら考えられません。
よっぽど苦しくて、耐える事が出来なかったんだろうなって思います。
皆は家族で楽しそうにしているのに、自分には一緒にいるはずの息子がいないという現実に直面し、辛くて、羨ましくて、寂しくて堪らなあったんだろうなって思います。
もしかしたら、母親より父親の方が自分の気持ちを消化していくことが難しいのかもしれませんね。
そんな夫を見るのもまた辛いです。
夫に子育てをさせてあげたかった。
夫に元気な息子を抱っこさせてあげたかった。
夫と息子と3人でお出掛けしたかった。
でも、これまで塞ぎ混む私の分まで必死に頑張ってくれた夫の為にも、家族の為にも、私がもっと頑張らなきゃという気持ちが強くなりました。
自分のこと。
息子のことを考えて涙を流す時間が短くなったり、息子の兄弟が欲しいと考えている自分に対し、正直不安でしょうがないです。
息子を想う気持ちが小さくなってしまってるんじゃないかと、とてもこわいです。
もし将来息子の兄弟を授かれても、その子ばかりを構うようになっちゃうんじゃないかとか、逆に亡くなった息子のことばかり考えて、次の子に寂しい思いをさせてしまうんじゃないかと考えるとこわいです。
今だって、クマシロウを可愛がるお母さんを見て、本当は息子が寂しがっているんじゃないかと思うとこわいです。
大事な息子を悲しませなくない。
私に出来る限りの愛情を与えたい。
その為に、私はどういうふうに考え、どういうふうに生きていったらいいのか、それについてまだ答えが出ません。
これからも先もずっと、ぐるぐるぐるぐる考えながら生きていくんだろうなぁ。
前向きになったとか言ってるそばから暗くなってしまった
でも、これだけは間違いない
宇宙一大好きな弘士郎に会いたい