あるお母さんが言う。
「うちの子は妖怪が好きすぎて、押し入れに動物の骨を大量にコレクションしてるんです。魚の骨やネズミの骨、猫の骨まで。。
不思議の世界の入り口をいつも探していて、お稲荷さんを毎日見張って毎日遅刻してます。」
「うちの子はとにかく議論大好きで。友達はもちろん、学校の先生にも議論をふっかけてケンカ屋と呼ばれてます。
特に権力がある人、強い意見に対抗するのが大好きで、先生たちにも面倒くさいと思われてると思います。」
「うちの子は文才はすごくあって素晴らしいんですけど、20代で一目惚れした女の子に1500枚もラブレターを書いたんです。
さすがにヤバいですよね。しかも失恋したようで…。」
「うちの子は学校にペットを連れて行ったり花火をしたりして、先生が授業どころじゃなくなるのを見て楽しんでるんです。
授業は簡単で暇なんだもんって。」
「うちの子は、近所の女の子にミミズをつぶしたものと水を混ぜたミミズドリンクを飲ませたんです。
小学校では、先生に頭が腐っているとまで言われました。」
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天才の母のみなさんこんにちは。
私も天才の母をしております、なみぃです。
上に書いたことは、
みんながよく知る偉人の
お母さんになったつもりで書きました。
(実際の偉人のお母さんたちがこんな風に悩んでいたかはわかりません)
でも、ちょっとリアルに考えてみて。
自分の子どもがこんなことしたら
マジでゾッとしません？
私なら相当頭を悩ませるかも。
でもね、
妖怪好きで動物の骨を大量コレクションし、お稲荷さんを毎日見張って毎日学校に遅刻していた少年は
後に、妖怪の漫画で日本中を楽しませる水木しげるさんになったし
議論大好きで、権力や強い意見に対抗し
めんどくさがられた少年は
のちに科学的に地動説を証明し「近代科学の父」と言われるようになるガリレオ・ガリレイ。
一目惚れした女の子に1500枚ものラブレターを書いた男性は、
ドイツを代表する詩人、ゲーテ。
学校にペットを連れて行ったり花火をして先生が慌ててるのを見て楽しんでいた少年は
Appleの創業者で、コンピュータやiPhoneなどで世界をアッと言わせた
スティーブ・ジョブズ。
近所の女の子にミミズドリンクを飲ませたスーパー問題児は
誰もが知る発明王、エジソン。
(ちなみに飲ませた理由は、鳥が空を飛べるのはミミズを食べているからではないか？と考えたかららしい。)
絵本作家ののぶみさんがインスタで紹介していたこの本がとっても良くてね。
子ども向けの本なんだけど、
私、この本を読んだ方がいいのは
大人だと思うんだ。
我が家の息子、
ただ今、小学１年生。
だいぶ楽になってきたものの
子育て真っ最中。
息子の出産と同時に心のことを学びだして
私も色々と自由になって、だいぶ楽に子育てできるようになったと思うけど
まだまだ、息子の個性に
この子、ほんとに大丈夫かな？と思うことがある。
我が家は
発達障害×知的障害
もあって。
基本的には
アサガオの種はアサガオにしかならない
ヒマワリの種はヒマワリにしかならない
と思っているから
結局、親が出来ることなんて
子どもの才能や大好き、の芽を摘まないことしかないと思うし。
息子をどう教育したところで結局彼として育つんだろうと思うし
私の教育や
環境で何かしらのトラウマを抱えることがあったとしても
それ含めて、私を選んできたんだと思う。
私もそうだったように。
でも、毎日一緒にいる親としては
出来るだけ、私も息子も笑って過ごせたらいいなと思うし
イライラ怒りながら暮らすよりも
楽しく過ごしたいし
息子のことも、もっと広い目で大きく見てあげられたらと思う。
だがしかし、
育児とは毎日が実践。
待ったなしで訪れる毎日。
子どもは家を汚すし謎の行動するし
言うこと聞かないし注意力散漫だし
好きなことしかしねぇし。苦笑
理解ができなくて、頭がクラクラするとき
心配になるとき
この子がジョブズだったら？と考えるととても楽になる。
海原雄山も面白い😂
ちなみに、
今日の我が家のジョブズは
時間割を調べない！と言ってそのまま学校行ったよ。
私も、先生に迷惑かけたいとは思わないし
いいお母さんに見られたい気持ちもゼロじゃないし
ぶっちゃけ面倒だから、私がやってしまった方が早い。
でも、それだと本人は学ばないのと
そうしてみたい、ということをやってみることも重要だと思うんだよね。
(ただし、全く懲りずに今日も時間割を調べない可能性もある。)
失敗したときに
「ほーら、だからママの言ったとおりでしょ？」
と言えば
私に従うようになるのかもしれないけれど
そうなると一生私に正解を求められることになるだろうからそんなの嫌だしね。
うちの息子の場合、
怒られる、ということをすごく嫌がったり怖がるので
脅すような言い方をすれば言うこと聞くんだけどさ
脅しで言うこと聞くような子に育てたいかと言われたらそうではなくて。
だから、
日々、迷ったり
路線変更することだってあるけど
とにかく私は、できるだけ楽しく子どもと暮らしてえんだ！！！
余計なことで頭悩ませたりイライラしたくねえんだ！！！
と思って生きてる。
紹介したオタク偉人伝を
大人に読んで欲しいのはさ
周りに怒られたり反対されてそれでもなお貫いた偉人もいるんだけど
周りの理解やサポートがあって、うまく開花した偉人もいるのね。
だから、広い視野で見てあげると
子どもも伸びるし
大人も楽だと思うんだ。
私も、四姉妹でこんなバカなことしてても
呆れて笑うばかりでやめなさい！って言わなかった親はすごいと思う。
てことで、
もし良かったら読んでみてね。
