共感疲労 | ようこそ 家づくりの羅針盤

共感疲労

 

新年は元旦から暗いニュースが続き、それに伴う憶測や妄想に基づくSNS上でのコメントの洪水、外国の良からぬ輩たちからのサイバー攻撃や爆破予告などネガティブな情報を過剰に追いかけて身に受けてしまうと過度に気分が落ち込んでしまったり、頭痛や吐き気を伴う疲労感に苛まれることがあります。

いわゆる「共感疲労」という症状で、人に寄り添ったり医療や介護の仕事に従事する人が陥りやすい現象のひとつと云われています。

「趣味やライフワークに没頭できない」、「寝つきが悪い」、「仕事をするのが嫌になる」、「イライラする」、「慢性的な疲労感がある」、これらの症状があらわれている時は要注意かもしれません。

特に日頃から感受性が強く、気を使うことが多い性質の人やスマホやタブレットなどのデバイスを使いすぎる傾向の人が罹りやすい症状なのだそうです。

こういう目に見えぬ疲労感を感じてしまった場合にはスマホやパソコンなどのデジタルデバイスを遠ざけて心に入ってくる情報を一旦遮断することが必要な対処法のようです。

特にSNSネイティブと呼ばれるZ世代はネット上に溢れるコメントの洪水から一度離れた方がいいかもしれませんね。

身体に入ってくるネガティブな情報は拘り続けてしまうと増幅しがちなものなので、その逆に身の回りにあるポジティブなことに目を向けて明るい情報で心を中和して上げなくてはいけませんね。

 

今シーズンはエルニーニョ現象の影響を受けて少なくとも4月ごろまでは陸域・海域ともに温度上昇が見込まれるそうなのです。

今冬は暖冬との長期予報なのですが、例えば1月6日(土)の東京の最高気温は16℃、最低気温は1℃。

その温度差は15℃もあります。

まるで3月のような陽気、それはよいとしても寒暖差が15℃もあると「寒暖差アレルギー」や「寒暖差疲労」と云われる症状に注意しなくてはいけません。

私は湿度が35%以上ある今朝も一種の寒暖差アレルギーの影響で鼻詰まりと鼻水の症状がひどく、特に外出から帰った時や朝目覚めてベッドから出た際には薬の助けが必要となることがあります。

アレルギー症状だけではなく、なかなかうまく説明ができない疲労感を伴うことがあります。

こういう目に見えない身体の不調を「歳のせい」にしてしまいがちなのですが、情報に対しても気候の変化に対しても「鈍い」ことの方がむしろ健康でいられるのではないかと思いはじめた今日この頃です。

何でもかんでも加齢を理由にしてしまう前に一度自分を「緩慢な環境」に置いてしまうことが必要なのかもしれません。

それが簡単にできれば私はもっと元気に過ごせるのだと思うのですが、なかなかそれがうまくできない。

 

 

 

 

さて新年早々に長い独り言を綴ってしまい失礼いたしました。

当家の1月の開花情報です。

本来ネリネはすでに花が終わっているはずなのですが、気象変動の影響からなのかまだまだ元気に咲き続けております。

 

 

 

 

今シーズンはじめて花を観察したクリスパリリー・ジェニーはまだ開花中。

 

 

 

 

 

 

 

いま満開なのはクリスパリリー・ピエール。

合計15本のステムから順番に花が立ち上がり、今シーズンも活発な生育を見せてくれています。

 

 

 

 

 

クリスパリリーの片親である原種ウンデュラータ(クリスパ)も今シーズンは花が長持ちしています。

 

 

 

 

ネリネの最晩生種でもある原種アルタが咲きはじめました。

こちらも今季は9本のステムを上げてほぼ1月いっぱいまで咲き続けるはずです。

 

いまが当家の花畑は一年でもっとも華やかな季節。

暖冬のおかげで陽の光を浴びながら開花を観察できる機会が多いことに感謝しています。

 

 

 

 

昨シーズンは異常寒波の影響で霜除けを施していても冷害に見舞われてしまった原種シクラメンも今季はとても元気に生育しているようです。

原種シクラメンのローフシアナムは昨秋10月に咲きはじめながら、今でも最後の花を見せてくれているところです。

葉っぱの数も昨シーズンより約50%ほど多いのではないかと思います。

 

 

↓こちらはシーズン1番に開花したグラエカム・ロードポーと呼ばれる品種。

花は大したことなかったのですが、葉だけは美しく元気に見えます。

 

何事も「よいところ」「ポジティブなもの」「美しいと感じるもの」に積極的に目を向けて感動する自分を再発見すること。

健康な心をマネージメントすることが望まれる一年になりそうです。