インディアンサマー
11月3日、文化の日。
高速道路は郊外へと向かう車で約40kmの渋滞。
晴天の特異日と云われる日から始まる三連休。
自粛ムードが明けて3年ぶりとなる秋の行楽日和。
列を成すドライバーの気持ちも理解できます。
日本列島は11月にしては異常な高気温に見舞われて、日本を訪れている外国人の間ではアイスクリームが大人気なのだとか。
東京の正午過ぎの気温は25℃。湿度は39%。
中秋にやって来るこういうレアな気候のことをインディアンサマーと呼ぶのだそうです。
「小春日和」と訳す人もいるらしいのですが、それはインディアンサマーを知らない日本人が充てた誤訳です。
猛暑日が長く続いた夏の影響を受けて、花盛りの筈の植物にも異変が起きています。
開花シーズンの筈の原種シクラメンの一部には未だ発芽していないものも多く、順調に花を咲かせているのは20年を超えたローフシアナムだけ。
現在の花の数は20輪ほど、蕾の数を合わせれば30輪を超えそうなので昨年とほぼ同数。
夏の暑さを得意とする種類のみが無事に生存している当家ベランダです。
エネルギーを球根に蓄えて長い夏を乗り越えたネリネもまた然り。
例年に比べると多少生育が遅れている傾向はあるのですが咲くべき株から数多くの花茎が上がって来ているところです。
今シーズンの開花第一号は原種のフミリス。
変種が多いフミリスの中でも可憐な表情のストライプ・タイプが夏のような陽射しに負けずダイアモンドリリーらしい光彩を反射させています。
今朝数えたところ、ネリネ類だけで25の蕾が観察できたので、概ね昨シーズンと同様の花が見られるのではないかと思われます。
久しぶりの近況報告となりました。
そろそろ手術の日から3ヶ月を迎え、機能的には以前の生活を取り戻しつつあるところです。
(仕事は手術後8日目から復帰していたのですが)
更新のタイミングを逸したまま面倒臭さも加わりサボり続けていて失礼いたしました。
このままフェイドアウトという思いもあったのですが、忘れた頃に気儘にアップしたいと存じます。