遂に出ました『その着せ替え人形は恋をする』第11巻。↓
本日3月25日発売でございます。
とか言いながらすっかり忘れていました。昨晩メールチェックをしていたら電子書籍サイトから予約作品お支払い完了のお知らせが届いていて、「何だっけこれ?」と思って確認したら着せ恋だった。いや、確かにそろそろ出るような気はしてたんだけど。って言うか、予約しておいてくれた数カ月前の自分にGJ!と感謝したいわ。日付が変わるまで起きていられない僕はワクワクしながら寝床に入ったよ。
で、翌朝の今日、ついさっき早速読了。
今回は大まかに言えば3本立て
・(前巻の続きで)小柄なのを気にして推しキャラのコスプレが出来ないでいたジュジュ様を先輩レイヤー達が徹底プロデュース。あっと驚く出来栄えと素敵な先達たちの生き様にジュジュ様の抱える葛藤が解消されていく。
・(前巻の続きで)やたらと耽美なゴシックホラー作品『棺』の合わせ(合同コスプレ)。ホラー苦手なジュジュ様は大丈夫?ヒロイン海夢(まりん)は造形師旭(アキラ)に避けられてるっぽいけど、この場でようやく真相が判明!
・今年のコス納めは冬コミでの天使コス。主人公新菜(わかな)はコミック作品『天命』に登場する天使ハニエルに魅了され、ただ人の形をしているだけで人ではない天使をどう造形すべきか悩む。糸口になるのはビスクドール!?いよいよタイトル回収か?ってところで次巻へ続く。
この巻のカバーイラストはまりんのシスター姿で、何だか意外と思ったけど、そう言えば『棺』って教会を舞台に複数人のシスターが繰り広げるホラー作品なので当然のチョイスなのだった。そんなコスをしていても、カメラに写っていないところでのまりんはほとばしる熱い情熱と感情を暴走させてしまうのだけどさ。
まさか普段超絶クールなアキラさんにあんな一面があるとはマジで意外。まあ、コスとか造形とかの道に入り込んでしまう人がマトモなはずなんて無いのかもだけどさ。
『天命』は何となく『天使禁猟区』みたいなイメージかな。いや、良く知らないけど。それにしてもドタバタコメディでパースも歪みまくりな『サバこま』からどシリアスで超絶美麗な絵柄の『天命』ってすごい振れ幅。よくまあ一人の漫画家さんが、絵として表現してるものだよね。その労力たるやどれほどのものかと思うと本当に頭が下がります。そんな漫画家さんに過度な負担を与えないでくださいね、担当編集さん。執筆作業でボロボロの漫画家さんに、アニメの声優候補者リスト208人の音声データリストを送り付けて、1週間で全部聴いてご意見プリーズとか、ムチャぶりもいいところだから!
こたか。「いやあ、ジュジュ様のいいお姉ちゃんっぷりには感心するねぇ。よしよしと頭をなでて苦労をねぎらってあげたいよ!」
黒「一見JSかJCっぽく見えるJKの頭を撫でるアラフィフとか、事案発生にしか見えない絵面なので自重して下さいね!」