1980年代について知ってること ブログネタ:1980年代について知ってること 参加中

大阪万博の年に生まれたおれはちょうど1980年代に十代でした。

レーザーディスクが夢のニューメディアだった。

ビデオデッキではVHS対ベータ戦争のまっただ中だった。

まだまだレコードがCDよりも売れていて、198X年版CD総カタログなんて本が作れるほど、まだCDはそれ程種類が多くなかった。CDのシングル盤が登場するのは80年代の終わり頃で、マキシシングルなんてものは無くて、CDシングルは8cmCDだった。

パソコンって言葉はなく、マイクロコンピュータを略してマイコンとか呼ばれていた。当初はいろんなメーカーで独自規格が乱立していたみたいだけど、MSX系、富士通系、NEC系辺りに収斂されていったらしい。あとシャープ系も。

マイコンの記憶媒体として、カセットデッキが使われていた時期もあったらしい。実際におれは見かけたことがあった。

この時代のコンピュータはまだ全然高かった。MSX辺りは辛うじて10万以下だったろうけど、その他は軽く数十万もしていた。当時10代だったおれに買ってもらえるものでは無かった。

まんがでは北斗の拳やキャプテン翼が始まったのが80年代だった。

ドラゴンボールやジョジョの奇妙な冒険や聖闘士星矢は80年代半ば辺りから始まった気がする。

当初、あだち充は みゆき の片手間に タッチ を描いていた感じが明らかにあったけれど、みゆき完結後は注力し始めて、アニメ化もし、大ブームになった。新田との試合がなかなか始まらず、いざ始まったらなかなか終わらないことでも話題になったw。

ドカベンの続編、大甲子園がいつの間にか始まっていた。ドカベンの頃より岩鬼がパワーアップしているような。まぐれでヒットを打ったりどさくさまぎれで決勝のホームを踏んだりしていた程度だったのに、大甲子園ではホームランも多くなったし、決定打を打ったりもするようになったし。やっぱり岩鬼を誉めておだててその気にさせまくった大平監督の手腕のせいなのかも。

NTT株を買っていれば絶対に儲かると言われた時期があった。一昔前のライブドア株みたいな感じかな。株を買える年齢でも無かったのでよく知らないけど。

バブル期だったのでアルバイト求人には事欠かなかった。朝イチでコンビニでアルバイト雑誌を買い、一日のみの超短期バイトに先を争うようにして応募して即日働いたりもしていた。ただし、時給はまだ安くて、時給千円を超えるのは、ディスカウントストアのチラシ配りぐらいしか無かった気がする。最悪に安いところとしては時給550円のコンビニとかも存在していて、それを愚痴ってネタにしていたまんがを読んだ事もあった。


まあ、「大人って汚い!」と強く反発したくなることもあったけど、逆に言えば揺るがぬ壁として大人が存在し得た時代でもあった。経済的には上り調子で暗い見通しなんてほとんど無い、いい時代だったのかもしれない。

欲を言えば20代半ばぐらいで80年代を過ごしたかったなあ。この時代なら就職も結婚ももっとイージーモードだった気がするし。