何故だかホラー映画を連続で観てるおれだったりしますよ。
今回観たのはタイトル通りにこれ↓
- 20周年アニバーサリー 死霊のはらわた [DVD]/エレン・サンドワイズ,ベッツィ・ベイカー,ハル・デルリッチ
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スプラッター映画の古典中の古典ですね。
気味の悪い山荘にやって来た5人の若者。
地下室にあったテープレコーダーに入った死霊復活の呪文を再生してしまったせいで、女の子が死霊に取り憑かれ、姿が醜く変化した上、凶暴化して襲ってくる。山荘から逃げようとするものの、途中にあったボロ橋は崩壊してしまっていて、しかも森自体も悪意を持っているかのように襲ってきたり行く手を阻んだりするので、逃げられない。若者達は次々襲われて死霊に取り憑かれてしまい、残る一人は血みどろになりながら死霊に抗うが、果たして・・・。
ってな話。
序盤の森が襲ってくるシーンとか、いろいろ映像的にユニークな表現がてんこ盛りでしたが、それらは単にやってみたかっただけっぽくて、脈絡や必然性があんまり感じられないのがちょっと残念。
あと、主人公は強いと聞いていたんですが、何度も部屋の隅まで吹っ飛ばされては本棚の下敷きになっていたりするので、どうもただのヘタレのようでした。たまたま某アイテムを火の中に放り込んだらこうかはばつぐんでしたが、こうかはもうひとつだったらあっさり死んでた様な気がします。
この映画は脈絡とか必然性とか、そんな細かいことは考えずに、個々のシーンの魔術じみた超映像表現を楽しんでればいいんでしょうが、おれはどうしても細かく考えちまうタチなんだよね。
なので、最後の最後に主人公を襲ったものが何なのか、今でも疑問に思っちまってます。
そんな訳でイマイチ楽しめなかったなあ。
最近、宅配レンタルで『死霊のえじき』を借りた(しかしまだ届いていない)ので、そっちに期待しようと思います。