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今、おれと彼女は南の島に来ている。
最初の数日間は泳いだり、買い物したり、食べ歩きしたりと、実にせわしなかったが、ここ数日は「何にもしない」をすることに専念してまったりと過ごしている。
朝からずっとベランダから海を眺めている彼女の斜め横の椅子におれも座って一緒に海を眺める。
彼女の真横じゃない位置に陣取るのは、この角度からの彼女が一番綺麗だからだ。
時々は訳もなく黙りこみ、時折は特に理由もなく微笑いあいながら、時間はゆっくりと流れていく。
不意に彼女が古い歌を低くハミングし始めた。おれもそれに合わせて口笛でハーモニーを奏でると、重なった音がゆっくりと蒼い風の中へと溶けていった。
ああ、何と言うリア充!
素晴らしきかな、リア充!!
ってな感じですかね、大滝詠一の『ペパーミントブルー』って曲の歌詞は。
(↓の中に収録されてます)
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初めてこの曲を聴いたのは厨二、いや中二の頃でしたが、歌詞の中の情景にずっと憧れてました。
おれもあと5年以内には実現させたいと思います。