桜について歌った歌は数限りなくあるけど、パッセンジャーズと言うバンドの『さくら』ほどにやるせない曲も無いと思います。


君の黒髪に桜の花が乗っていた。


僕の病室に小さな春がやってきたみたいだ


季節が巡って、君はまた美しく色づいていくけれど


病にむしばまれた僕はまるで季節に取り残されたみたい


君の白い手はいつも僕を優しくいたわってくれるけど


僕はそれに報いることも出来ず、ひとひらの桜に焦がれるだけ



なんて言う歌詞なんですよね。


桜の花びらから、命のはかなさを連想して作られた曲なのかもしれませんが、余りにも・・・。