かわいいニャンコたち。
ほんの2週間前には元気な姿で、のんびり暮らしていたコタちゃん。
まさかほんの数日の間に生死をさまよう事態になるとは思いもしませんでした。
今日からは頭が揺れる現象が現れて、食欲もなく、意識レベルも低い状態が続いていた時期もありました。
レントゲン検査や血液検査では、異常は多少あったにしても、数値上では今の意識混濁が起こる原因とは言いがたい状態で、原因が分からないまま容体が悪化しているのが現状です。
ヘッドプレッシングの症状が見られるので、残されているのはMRIで脳に腫瘍が出来ていないかを確認することなのですが、これには全身麻酔をかける必要があり、衰弱した老猫にはかなりのリスクが伴います。
また、腫瘍があったとして、治療には放射線を当てるか開頭手術をする必要があります。
そのどちらにも耐えられるだけの体力があるか分からない。
他のかたの脳腫瘍の情報を集めると、やはり手術の負担が大き過ぎて治療を断念している事例も多々あるようです。
治療をしないという前提で、腫瘍があるかを調べるためだけに全身麻酔をかけるリスクを負うのなら、最初からやらない方が良いという話もあります。
短い間にいろいろな情報が入り、その中で冷静に的確な判断をくださなくてはならないのが現状です。
以前のム〜ちゃんも横隔膜ヘルニアという難病にかかっていて、一回の手術に120万円ほどかかりました。
命のかかっていることなので、出費うんぬんは考えたくないのですが、開頭手術や放射線治療をするとなると、おそらくム〜ちゃんの時と同じくらい費用がかると思われ、やはり無視できる負担額ではありません。
厳しいからといって、クラファンに助けを求めるのはちょっと違うと思うから考えていませんし、時に多額の出費がかかることがあるのも、生き物を飼うことに対する責任ということになるのですよね。
わかっていても悩ましい問題です。
なんにしても、これから数日間が一番大事な時間になることは間違いないでしょう。