雨降りで植物取り込み作業が出来ない間は、別の作業をしていました。
10月に糸魚川から拾ってきたいろいろな石を研磨することに。
まずはこれ。
たぶん翡翠ではないけど、研磨すると綺麗になるこの石。
これは別の種類の石ですが、研磨したらピカピカになって、普通の石がとても綺麗になりました。
おそらくクロムトレモライト(透閃石)だと思います。
写真だと分かりづらいですが、エメラルドのような、澄んだ緑色をしています。
トレモライトといえば、石綿公害で有名な建築資材にも使われていた鉱物ですが、研磨する際の粉塵は人体に有害なので、削る際には粉塵マスクは絶対に必要です。
とりあえず今回は、この石でペンダントヘッドを作ってみることにしました。
最初はコンクリート用ドリルで穴を開けてみようとしましたが、硬過ぎてまったく歯が立たず。
仕方なくリューターを使って地道に削ってみたら貫通させられました。
すんごく時間がかかったけど。
まずは荒削り。
出来るだけ元々あった形を残すように研磨します。
今回はグラインダーを使わずに、紙やすりでひたすら削っていきました。
かなり時間がかかりましたが、良い感じになってきて、あと少しで完成。
…というところで悲劇は起きました。
ポキッと!
かなり硬いから大丈夫だと思っていたら、ちょい強めに力が加わった瞬間に折れてしまいました。
ガ〜ン!
ちょっと細くし過ぎたか。
石目があったのかな?
ショック〜!
悔しいからグラインダーで割れた部分をカットして、もう一度作り直してみることにしました。
今度の穴あけ部分は厚めに作成。
後でリューターで穴を空けて、ヤスリでピカピカに磨いていきます。
こちらは原石のまま楽しむコーナー。
手前と左のはロディン岩ですが、翡翠に負けないくらいに美しいので、価格的な価値観を無視すると、十分に楽しめるのです。
ロディン岩なんてわざわざ売ってないから、こういう綺麗なロディン岩はある意味翡翠よりも貴重かも。
翡翠に負けないくらいに美しい、なんとも言えない色合いのロディン岩。
これは不明の鉱物。
クリームソーダのような色合いで、透明度が高いです。
翡翠屋さんに見せたら、石英ではないけど何だかわからないと言われました。
来年、フォッサマグナミュージアムに持ってって鑑定してもらおうかな。
写真だと分かりづらいですが、クリームグリーンと白色の地肌に、ブルーのスジが入っています。
こういう色合いの石が好みです。
薬石も模様が綺麗なやつをいくつか持ってます。
あとはヤカンにいれたり、簡易浄水器の中にいれて使ってます。
今年はもう行けないけど、また来春になったら石拾いに行きたいな。
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