私のブログは、主に多肉植物やサボテンに関するブログが多いですが、今回はちょっと毛色が違うお話です。
今年の9月から始まった、最近の私のマイブームのヒスイ探し。
何が楽しいのかよく分からないのですが、9月に行き始めてからハマってしまって、もうかれこれ4回も行ってます。
しかも道中は全て下の道。
さらに車中泊です。
これだけ行っても、これがヒスイだ!っと呼べるものは何一つ拾えてません。
かかってるガソリン代や食事代を合わせたら、そこそこ良いサイズの糸魚川ヒスイを買えるくらい使っていますが…。
そうじゃないんですね〜。
なんというか、ロマンを探しに行ってるから、お金で買っても意味がないんですよ。
宝探しの魅力にハマってしまったんですね。
写真の水槽はヒスイ海岸で拾った色々な石コロたち。
ヒスイでなくても十分美しいのです。
そしてこちらが今の姿。
新しい石を入手したら入れ替えてます。
海の石コロたちは長い年月波に洗われて、お互いに擦れ合って研磨されて、ピカピカしていて本当にキレイですよ。
それにしても、今回の海は穏やかだったな〜。
あまりの美しさに、思わずにっこり。
ちなみに前回の海はヤバかった…。
ドカーン!
ちゅどーん!
ほとんど爆発です。
波打ち際からかなり離れていても波が到達するので、危うく波に持って行かれそうになっていた夫婦もいました。
いや、かなり危ない。
そんな中でも、一応の石拾いはやりましたけど。
これはキツネ石と言われている鉱物。
最初はみんなヒスイと思って騙されます。
でも、ヒスイじゃなくても美しいから、私は大好きな石の一つとして拾ってますけど。
これは極めてヒスイっぽく見えますが、おそらく流紋岩か曹長岩。
このサイズでヒスイだったら、おそらく数万円はしますね。
曹長岩は、ある意味一番ヒスイと間違われる石じゃないかなと思います。
ヒスイは結晶がキラキラしているものが多いですが、これはまったく光らず。
なんかこの2か月間で、鉱物の豆知識をけっこう覚えちゃったかもしれません。
奴奈川姫と糸魚川の夕日。
キレイだな〜。
夜には温泉に浸かって車中泊です。
2回目以降は川にも行ってみましたが、まったくというほど成果なし。
いや、たぶん私の審美眼がないだけです。
直径10cmくらいの、アクチノライトという美しい石は拾えました。
この石は古くは魔除けにも使われた歴史があるようです。
また、悪名高い石綿の原料としても知られていますね。
まさか日本の川で、こんなに美しい石がひろえるとは!
石はぼちぼちですが、代わりに大自然を堪能してきました。
そうそう。
初めて川に行った時には、念のためAmazonで熊よけスプレーを買いました。
買ったは良いけど、とくに熊に遭遇しないから、たんだんと緊張が緩んで油断してました。
でも、危機はそういう時に訪れるものです。
最後に山奥まで散策に行った時に川面から顔を上げたら、10mくらいの位置に熊ちゃん🐻がいましたよ!
ヤバい!
そりゃ熊スプレーの出番!
…と思ったら、肝心な時に車に忘れて来てるし!
仕方なく立ち上がって『俺の方が強いぞ〜!』っと堂々としたら、向こうから逃げてくれました。
いやビビった。
さすがに焦りました。
ものすごい勢いで山の斜面を登っていきましたよ。
早い早い!
あんなの、ぜんぜん走って逃げ切れる速度じゃないですね。
そのあともイノシシに2回遭遇しました。
キツネや猿もいたな〜。
そういえば、河原にこんなのが生えてましたよ。
なんだか分からないけど。
とってもキレイでした。
美しい景色を見られただけでも良しとしましょうかね。
何よりも生きて帰れた。
やっぱり素人には、海が一番拾いやすいかな。
まだ一つもヒスイを拾えてないけど。
夕方になると波が荒くなってきます。
それでも人気の石拾いポイントの親不知ピアパークには、平日にもかかわらず波打ち際にたくさんのヒスイハンターが宝探しをしていました。
なんかいろいろな人と話をして、情報交換するのも楽しかったです。
その他、友人に頼まれて流木探しもしたりして。
チランジアやランを付けるのに使うのかな?
親不知ピアパークには、102tもあるヒスイ原石が展示してあって、なかなか圧巻の迫力でした。
無加工だと劣化して、ただの汚い石ですが、ひとたびヤスリを入れると…。
この通り!
透き通ったヒスイの美しい色が出てきます。
こんなの見ちゃったら、絶対に自分の手で探してみたくなりますよね。
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