植物の発送 みんなどうしてる?その1 | コタブロ日記   多肉植物・ヤシ・蘇鉄・猫好き集まれ~!! 

コタブロ日記   多肉植物・ヤシ・蘇鉄・猫好き集まれ~!! 

主に植物の話を中心に、旅行や美味しいもの情報などを気まぐれに書き込んでいきます。

ネットオークションやスマホが普及してからというもの、オークションなどを通じて、様々なものが個人間で取り引きされるようになりました。

 
植物も例に漏れず、様々なジャンルの植物が個人出品されるようになりました。
 
個人売買の是非に関しては、立場によって様々なご意見があろうかと思いますから、今回の件では割愛させていただき、発送の件に関してのお話しをさせていただきたいと思います。
 
植物を出品して売れた。
やった〜!
?…。
は、良いけど…。
 
これ…どうやって送ったらいいの?
ヤバっ!そこまで考えてなかった〜
…なんて、発送の時点で初めて慌ててしまう人もいるのではないでしょうか。
 
最近、そんなご質問をいくつかいただいたので、この機会に私の自己流(雑な)梱包術を、ちょっと書いてみたいと思います。
 
 
といっても、昨日、発送の予定があったので、それを写真に撮っただけなんですけどね。 
汚い部屋で失礼します〜。
 
 
どんなに慎重に運んでもらっても、車の微振動は容赦なく鉢植え植物を浮かしてくれます。
 
なので、まずは鉢から土が飛び出さないように、新聞紙とテープで鉢の表面を固定したのち、鉢底から溢れる土を防ぐために、こちらも新聞紙などの梱包材でカバーします。
 
箱に納めたら、グラつき防止にヒモで押さえ込んでやります。
 
しっかり梱包していれば、横に倒しても大丈夫。
 
 
箱のサイドに穴を開けて、ヒモを通します。
 


ヒモを通したら、鉢の上に巻きつけて、ギュッと結んでやります。
 
 
持ちやすいようにヒモで取っ手をつけて、蓋をしたら出来上がり!
超簡易包装バージョンです。
 
先日、配送先に無事に到着したというご連絡をいただき安心しました。ホッ!
 
 
続いては、葉の折れやすい植物の第4種郵便での発送です。
 
抜き苗第4種郵便の場合。
葉の隙間に、ティッシュまたは緩衝材を挟み込んで…。
 
 
抜き苗なので基本的に土は落としますが、根についたわずかな土がこぼれないように、ティッシュなどで根を包んでテープで固定します。
 
 
さらに緩衝材で包んで。
 
 
こんな感じ。
うっすらアロエが見えてますね。
 
 


続いて、新聞紙などの梱包材で商品を保護しながら、葉が折れないように少し大きめの箱の真ん中に納めます。
私の場合は、エアークッションを使用。
より繊細な梱包ができます。
箱は近所のスーパーでいただいてきているので無料です。
 
ちなみに第4種郵便は、縦横奥行の和が90センチ以内で横幅60センチ。重量は1kgまでなら問題なく送れます。
 
その際には梱包容器の見えやすいところに第4種郵便の文字を明記して、容器の側面に2センチくらいののぞき穴を作るのも忘れずに。中身が見えないと受け付けてもらえません。

 

まれに第4種郵便を理解していない郵便局員さんが発送を断ってくる場合がありますが、第4種郵便の取り扱いを教えてあげれば引き受けてくれます。
 
私の場合はそれでも断られたので、中央郵便局に行って、しかるべき方から説明を受け、確認した旨を伝えたところ、それ以降は問題なく送れています。
(私の時は目の前で梱包するところを見せないと受け付けないと言われたので、一回本当に窓口でやって見せてあげました。
これを数十件ここでやることになるのだが、本当に大丈夫なのですか?…と。それもあって、かつ、中央郵便局の話しをして、やっと納得してもらえた感じです。)
 
基本的に発送料金は重量制なので、なかにはゆうパックよりも安く済むからと、鉢植えのままで4種郵便で送って欲しいという方がいて、コノフィツム発送で何度か承ったことがあります。
 
その時は、1センチにも満たないコノフィツム・ハンメリー(Conophytum hammeri)がひと苗だけ植わった鉢を、北海道まで発送して欲しいと言われて超プレッシャーを感じたのを覚えています。
品物が柔らかいから無理な押さえつけはできないし、押さえつけが足らないと土がこぼれたり、苗が抜け落ちてしまうこともあります。
 
コノフィツムを受け取った落札者さんから、砂の一粒もこぼれずに、無事に受け取れました!信じられない!…と、感謝されました。
信じられない…ということは、無茶な注文だということはわかっていたんですね…。(汗)
 
第4種郵便は基本的に郵便なので、上下逆さまでも下積みでも何でもありなので、完璧に梱包しないと、あとで悲惨なことになります。
 
おかげさまで梱包技術がスキルアップできました。
…ははは。