

こういう展示の場合、撮影禁止が多いのですが、ここは一部の場所を除いて撮影が可能でした。

マンモス公園とか、マンモス団地とか、巨大なものの表現に使われることが多い名前なので、マンモスって昔からなんとなくイメージ的に、とても大きいものだと思っていました。

ここではアフリカゾウやアジアゾウ、ナウマンゾウなどの骨格標本も展示してあって、同時に大きさ比較をすることができるんですが、実はアフリカゾウの方がマンモスより大きいことを知って衝撃を受けました。
同時に展示されていた【ケサイ】も同じで、シロサイの方が大きいんですね。

どちらも牙や角は、現生の動物よりも極端に大きいです。
こういう特徴が、現生のサイやゾウよりも体が大きいのではないかという錯覚を起こさせるのかもしれませんね。
あとは、昔やってたカップヌードルのコマーシャルの影響とか?

この展示場のもうひとつ変わったところは、実際に化石に触れられるところです。
大勢の観覧者に触られていたせいか、骨や牙がテカテカに磨きこまれて、とても美しくなっていました。
極寒の世界で、なぜにこれほどまでに牙、角が大きくなる必要があったのかの説明は見つけられませんでしたが、進化するにあたっては必ずそこには意味があると思うので、その部分にはちょっと興味がありますね。

昔の人は、この大きなマンモスの化石を発見した時、巨大なモグラだと思ったそうです。
マンモスの名前の由来もそこから来ているそうな。
サイクロプス伝説もマンモスの頭骨が起源とは驚きです。


たしかに、昔の人がこんなのを掘りだしたら、一つ目巨人を想像してしまうのもうなづけますね。
あと、中国のドラゴン伝説も、最近の中国での恐竜化石発見ラッシュを見ていると、同じようなことを考えたくなってしまいます。
私たちにはロマンに溢れたお話しでも、昔の人からしてみたら、畏怖すべき発見だったに違いありません。

会場を出てみると、ナウマンゾウのロボットが展示してあるのに気が付いたので、見に行ってみました。
・・・・が。 ん?
なんかこれって、アジアゾウに無理やり毛を付けたように見えてしまうのは私の気のせいでしょうか?
ともあれ、ロボットをとりかこんでいる子供たちには大人気でしたよ。
このあと、鉄板焼き『よこはま』でお昼をいただき、ランドマークタワーでマッサージ、そのあとは、ジブリ映画の『風立ちぬ』を観て、夜からは横浜パラダイスでクルージングを楽しむ。・・・と、ちょっと贅沢な時間を過ごしてみました。

みなとみらいのプカリ桟橋から乗船することが出来ます。
(1ドリンク付き)

船内はエアコンが効いていて快適です。

普段見られない角度で、ヨコハマの港を眺められるので楽しいですよ。

この日は、ラッキーなことに・・・。

飛鳥Ⅱが寄港していました。
大きいですね~~!!



大接近してくれました。

写真左に見える横浜の大型観光船『ロイヤルウイング』に以前乗った時、『ロイヤルウイングって大きいな~』っと思ったものですが、こうやって比べてみると小舟のように見えてしまいます。
横浜港を一周した後は、今年から始まったドックヤードガーデンのプロジェクションマッピングを観に行きました。
最近テレビでも有名なアレです。
1日数回、夜のみ無料で見ることが出来ます。


会場に入るためにはランドマークタワー入り口で整理券をもらう必要がありますが、昼過ぎには発券終了になってしまうことがあるので、注意が必要です。
ただ、私の感想としては、会場で見るよりも、ドッグヤードの上から見たほうが良いと思いました。
近すぎてあまり解像度が良く見えなかったんです。
むしろ、ある程度離れて観たほうが綺麗に見えると思いますよ。
・・・・というわけで、のんびり横浜散歩でした。