ひさびさの日本語教授法の授業で刺激を受けてきました。
やっぱり、月2回とはいえ、授業があるのとないのでは違うみたい。
いいペースメーカーなんだなと思います。

昨日の授業は、可能形についてでした。
可能形といったらすぐに思いつくのは、「読める、書ける、見られる」
といった動詞の可能の形ですが、
日本語で可能形を教える場合は、3段階にわけて教えるのだそうです。
さらに、同じ可能形でも能力を表す場合と、可能性を表す場合があるとのこと。

私は、100メートル泳げます。 の「泳げる」は能力をあらわすけれど、
このプールは、冬でも泳げます。 の場合の「泳げる」は、能力ではなく、可能性をあらわすのです。
何気なく使っていましたが、イタリア語では、この二つは違う文型であらわしていたような・・・

混ぜて教えないように気をつけないと・・・

可能形の3段階で、まず、1番最初に教えるのは、「~ができる。」という文型。
「~」の部分には名詞がはいります。

例えば、「野球ができます。」、「テニスができます。」のような文です。
これは、名詞+ができる の形なので、名詞がわかれば文がつくれる点が簡単なので
一番最初に教えるのだと思います。

次に教えるのは、「~ことができる。」という文型で、
「~」には動詞の辞書形(辞書に載っている形)が入ります。

例えば、「中国語を話すことができます。」や、「馬に乗ることができます。」
といった文になります。
この場合は、動詞を辞書形のまま、変化させなくても文がつくれるところが簡単です。
ボランティアで学習者と話していても、可能形で話すと理解できないので、
この文型を使って言い換えることが多いです。
学習者には、覚えやすいんでしょうね。

最後に動詞の可能形をつかった文型を教えます。
このときには、動詞のグループごとに可能形の作り方から指導する必要があって、
学習者は法則を覚えなければいけません。
可能形のつくりかたは、次のようになっています。

1グループ(五段動詞) 
  -u をとってeruをつけます。 例えば yom → yomeru
                           kak  → kakeru
2グループ(一段動詞)
  -ru をとって rareruをつけます。 例えば  miru → mirareru
                               taberu →  taberareru
 
 よく、「ら抜き言葉」と言われているのは、この2グループの動詞の可能形を
 1グループと同じ法則で変化させたものです。
 日本人も変化の法則を2パターンから1パターンに簡略化しようとしているのかも
 しれませんね。
 教える時には気をつけないと、「見れる」、「食べれる」と言ってしまいそう!です。

3グループ
  する → できる
  来る → 来られる  これもら抜き言葉の「来れる」を使う人が多いかもしれませんね。

可能形を使って、文をつくると 「中国語が話せます。」 、「馬に乗れます。」
のようになります。
 
ここまで、学習者ができるようになるには、いくつものハードルをこえなければいけないんだなーと
つくづく実感しました。

言葉を教えるには、ホント工夫が必要ですね。
   



最近、なんだか、あわただしく毎日が過ぎていく感じで、ブログも更新できず、、
余裕ないなーと感じています。

今週末には、日本語教授法のクラスも夏休みが終わって、再開されるので、
また、勉強がんばらないと。それに応じてブログもまた更新していきたいと思います。

今日も、ボランティアに何とか行ってきました。
ここのところ、一人で教える場面が増えてきたこともあって、
教えるということの難しさを痛感。
どうしたら、少しでも満足して帰ってもらえるのか、、、悩んでしまいます。

会話をしたいといわれたときに何を教材にしたらいいのかな??
モデルの会話文はどうやって示したら?意味は理解できるのかな?
そこから、どう広げよう・・・

やっぱり、1時間半でやること段取りをしていかないとうまくはできませんね。

ただ、準備していても、学習者が変わってしまう、自分が行けないこともある。
ということが起こるのがボランティア教室の難しいところ。。

自分のスタイルを確立していくためにも、毎回続けて行って、
学習者が固定できるようにしていくことが必要です。

ボランティア開始半年で、ようやく本当のチャレンジが始まったのかもしれません。




 今週も無事ボランティアに行ってきました。
今日は、いつものテーブルに・・ついたんですが、
入れ替わりの多い初級クラスには、またも嵐がやってきました。

今日が初めての人、久しぶりに来て他の人との進度があわず移ってきた人。
さらに、ボランティアがお休みの人などなど、、
あっと言う間にテーブルに座れきれないほどの人が集まってしまいました。

私が担当した学習者は、フィリピンから来た女性とベトナムの女性が2人。
ベトナムの2人は英語も話せないので、英語での説明もあまりできません。

とにかく、日本語に親しんでもらうことを優先し、絵カードを使って
身近な物や食べ物などの名前を覚えてもらうことに。
私の発音の後にリピートしていくので、しっかり発音しないと・・・と
妙に緊張してしまいました。(わかってもらおうとすると、かえって不自然な発音になりがち。)
気をつけなければ!と実感。。

後半は、ひらがなの学習も取り入れていきました。
やっぱり、学習をスムーズに進めていく上でも、教える立場からも、ひらがなが読める方が
楽なように思います。

今日は、この学習の間に浴衣を着るというイベントがありました。
最初は恥ずかしいかなーというそぶりだった学習者も
実際浴衣を着た自分の姿を鏡で見ると、うれしそうにしていました。

浴衣を一緒に選んだり、携帯のカメラで写真を撮ったりと
コミュニケーションが取れたおかげで、
最初はなかなか声の出なかった学習者も、その後は声がでていました。
お互いの距離が近くなることが、大切なんですね。

 先週は、お休みを取って、愛知万博に行ってきました。
ものすごーい人だし、思った以上の広さだし、思うようには見れなかったですが・・・

企業パビリオンの最先端技術も魅力的。
でも万博だから、いろんな国のパビリオンを見ないとね!ということで、
外国パビリオンを中心に見ていくことにしました。

スタンプラリーができるようになっていたので、いろんな国のパビリオンを回りながら
スタンプをガイドブックに押してまくってしまいました。(単純だけど、はまる!!)

これまでどんな国なのかも知らなかった国も多かったし、自分の中でのイメージが
変わった国もあって、発見が多かったかな。
インドのカレーやブルガリアのヨーグルト、ベルギーのワッフルなど、食べることも
楽しめましたよ。

一番印象に残っているのは、クロアチアの塩田を再現したパビリオン。
クロアチアとお塩は結びつかなかったので、びっくりしました。

ちなみに、日本館もなかなか。2時間待ちも楽しめました。


久々のボランティア行ってきました。
すると、状況はかなり変わっているようで・・・・

突然、今日担当のボランティアの方がお休みのところに入って欲しい。
と言われ・・・
3人のインドの方を担当しました。
久々だし、一人で初級の人を最初から最後まで担当することは今までに
なかったので、あわてちゃいました。

ひらがなの勉強をしている二人と、文字より会話をやりたいという一人。
この組み合わせは、正直難しかったです。

ひらがなを勉強している二人には、読み方や書き方を教えながら、、
会話をしたい人には、出てきた単語を使って文を作ってみたり。
今日は、できるだけ、日本語をまず話すことを心がけてみました。

説明も言葉では難しいことは、シチュエーションを示して使ってみるようにして。
わかるとお互いに確認しあってくれていたようで、今日は、学習者にかなり助けられました。

もうちょっと準備していかなくてはと、つくづく感じました。

来週は、浴衣を着るイベントがあるので、学習者はかなり楽しみにしているようです。
どんなことになるか、私も楽しみです。



 気がつくと、最近全く更新してませんでした。。。
学校も、ボランティアも夏休みだということもあるのですが、、、
ブログを書く時間がなかなかとれなかったということもあって。

 先週末は、蓼科へセミナーということで行ってきました。
東京よりは涼しくて、クーラーが要らないのはいいなーといった感じ。
今回は、検定対策の講座と教授法クラスの懇親を兼ねての
セミナー合宿でした。

普段は一緒に勉強をしている人達や先生ともゆっくり話せないので、
お互いのことを知る良い機会となりました。
同じ目的を持った人達がいることは、自分のモチベーションにもつながります!!

講義は、アルクの日本語教育能力試験対策などで講師をされている
星野先生で、まだまだ、勉強時間の足りない私たちにもわかりやすい解説でした。
欲を言えば、もう少し時間があったらと・・・

検定を受けることにしてしまったので、、、10月までがんばらないと。。

明日から、またボランティア再開です。仕事との折り合いも早くつけて
もう少しいけるようにがんばりたいなーと思ってます。



毎週水曜日は、ボランティアの日なのですが、
昨日は、学習者の勉強はお休みで、ボランティアの自主学習日でした。

ボランティアの中には、10年くらいやっている人もいて、
そういった人達の実際の経験を聞くチャンス!
と思って参加してみました。

仕事の関係で途中からの参加だったのですが、気になっていた
漢字の教え方について、聞くことができました。

非漢字圏の人にどう漢字を教えていくかということは、実際に漢字に挑戦している
インドの人を見ていたので興味がありました。

最初から難しい漢字を教えないで、漢字に興味をもってもらうようにしている。
ということで、実際に実践している方法を紹介していました。

・山や川、木などの画数の少ない漢字を、最初は絵を描いて紹介する。
・関連のある漢字をまとめて教える(上、下、中、右、左など)。
・書き順を番号を振って教える。(これは、実際に教えていて、大切だと思います。
 自分の書き方が正しい書き順なのか、、、に気をつけないといけないですね。)

そのあと、短い文章に漢字を入れて読んだり、書いたりすると、
実際に漢字を使えたことへの満足感が出るようです。
場合によっては、読みを優先して、日常、お店や看板で目にするような漢字を
読めるようにすることも。

学習者はそれぞれの目的で日本語も漢字も勉強しているので、
その目的に応えていくことが、やっぱり大切ですね。

例えば、日本人の配偶者など、子供を持つお母さんは、学校で習う漢字について
子供に聞かれことが多く、漢字を勉強したいという人も多いようです。

一緒にできるのは、短い時間なので、学習者が自分でも勉強しやすいように
することも課題だという話もでていました。

勉強会の後の帰り道に、他のボランティアの方と
なかなか行けない現状や、初級クラスの難しさを話す機会がありました。
おかげで、ボランティアとしてまだまだ、役に立ててないですが、
長くつづけられるように気持ちを切り替えていこうという気分なれました。

がんばろ。



 アクセントといったとき、英語では、強く発音される音と弱く発音される音
がある強弱アクセントだが、日本語では、どの音が高いか、低いかといった
高低アクセントとなる。

 標準アクセントでは、橋の場合は、ハシの「シ」が高く、箸の場合はハシの「ハ」が高い。
橋のことを言おうとして、「ハ」を高く言ってしまったのでは、文脈上、箸とまちがわれないまでも、
違和感を感じてしまう。

 このように、アクセントは語の意味を区別する役割があり、
他にも、語や文節の切れ目を区別するという役割も持っている。

 標準アクセントというのは、東京方言を基にしているので、地方出身者にとっては
苦労が多い。特に関西の人は逆のものも多くて、大変だと思う。
私も、出身は東京ではないので、これまでたびたび 「そのアクセント違う!」 と
言われていたこともあって、あまり自信がない。
 
 アクセントを考える問題などをやると、自分の思っていたものと違っている
ことがやっぱりある。次第にわけがわからなくなったり。。。

その前に、高低の感覚をつかむこともなかなか難しかったりする。
ちょっと、次の語のアクセントを考えてみて!
1.ムラサキ(紫) 2.ハルヤスミ(春休み)3.ムカシ(昔)

簡単にできる人もいるけど、私は、最初の頃、アクセントの感覚をつかむのにかなり苦労した。

標準アクセントには特徴として、次のことが成り立つということなので、
これを覚えておくと、問題を解くときなどアクセントを考えやすくなるようだ。
・単語の1拍目と2拍目の高さは必ず違う。
(最初が高ければ、つきの音は低くなる。逆の場合は、低→高となる。)
・一度低くなったら、もう一度高くなることはない。

<答え>
1.ムラサキ(低高低低) 2.ハルヤスミ(低高高低低) 3.ムカシ(低高高)










 






日本語学校などで日本語を勉強している人には、
中国語と韓国語を母語とする人が多い。
先日、実習の授業に参加していた留学生の母語も中国語だったし、
1年前に見た、模擬授業の学生には韓国の人が多かったな。

外国語を勉強するときには、母語の影響が発音や文法的な間違いに
出やすい。そのため、日本語を教える人は、学習者の言語的な特徴を知っていると
授業に役立つ。

日本語の教え方だけ勉強しているのではなく、外国語も学んでおいたほうがいい。

私は、全く知らなかった韓国語をちょっとかじってみた。
・・・NHKの語学講座をみたり、ドラマをみたり・・
最初にハングルの読み方がわかったときは感動!だった。
(学習者がひらがなをよめたら同じように思うのかな?)

余裕があったら、もう少し本格的に勉強もしてみたいところ。

次は中国語も少しやっておきたいと思っているけど、
過去に声調のところだけで挫折気味、、難しいなーというイメージがある。

自分の外国語学習体験は、勉強する人の立場になることでもあり、
がんばらないと!











土曜日の授業見学のあとは地震の影響で、
帰宅難民になってしまうところでした。
もっと大きな地震がきたらと思うと恐ろしいですね。。

 肝心な授業は「と、ば、たら、なら」という条件文のところを教えるものでした。
「と、ば、たら、なら」は中級で勉強する項目で、参加していた留学生は
まだ勉強していないところのようです。

4人が各自、一項目を担当し、教えていく授業でした。
最初は「たら」だったのですが、これを担当した方は今にも学校で教えられる
くらい上手に授業を進めていて、自分にこんなことができるのだろうかと不安になりました。

授業では、まず最初に導入といって、今日勉強する項目についての
紹介をします。ここでは、身近な話題、夏休みを出して、
もう一人の担当者と、会話形式で導入をしていました。
A:「夏休みになったら、何をしますか?」
B:「夏休みになったら、海へ行きます。」
A:「海ですが、いいですね。」
B:「海へいったらサーフィンをします。」
 ・・・・
と、いった感じです。その後、学生に会話の内容を質問して、理解できているかを
チェック。

たとえば、「Bさんは夏休みになったら、何をしますか?」
と聞くと、学生たちは「海へ行きます。」と即座に答えていました。。
 
これには正直びっくり!
モデル会話がよくないとここまではいかないかなと思います。

次は文法の説明です。といっても言葉での説明は最小限。
動詞のカードを使って、動詞のグループごとに練習をしていました。

たらのつくりかたは、「た形+ら」なのですが、この作り方を黒板に貼って、 
あとは、学生に辞書形から「たら形」を作ってもらいます。
行く→行ったら、帰る→帰ったら、する→したら

さらに、絵カードを2枚使って、文章を作る練習をしてました。
このとき、絵の一枚を隠して、学生に、「たら」の後に来る内容を考えさせていたのは
いいアイデアだなと思いました。

最後はインタビューシートを配って、タスク活動。
Q1:夏休みになる
Q2:授業が終わる
Q3:家に帰る

の3つについて、学生がお互いにインタビューをして、
さらに日本人にもインタビューをするものです。
このとき学生は「たら」を使って聞き、答えることになります。

一番最後にインタビューした結果をそれぞれの学生が紹介して
終わりです。

他の授業でも、各自アイテムを準備したり、楽しみながらできるタスクを
用意したり、準備の大切さがわかりました。

一方で、気をつけなければならない点としては、
・余分な説明をしない。(まだ習っていない言葉を使わない。)
・学生の間違いはそのままにせず、きちんと直す。
・黒板はわかりやすく書く。
・文型に合わない言い方は教えない。

など。先生から注意されていました。これは、自分でもやってしまいそうだから
気をつけないと。

自分の思っていることを学生が言ってくれるように、質問するテクニックも
必要なのかなと感じたりもした。

来年の実習に向けて、何度か見学ができるようなので、色々と吸収したいと思う。