「プラチナデータ」(東野圭吾)
読み始めてすぐに先を読みたくなる展開になり、話のテンポもよく、すぐ読み終えました。
東野圭吾さんの筆力は素晴らしい、とこの作品でも思いました。
ただ、小説なのであまりツッコミを入れてもいけないのだが、それにしてもストーリーの基本設計に現実感がないな(国民のDNA検索システム構築計画、主人公の二重人格、など)、と少し醒めた感じで読んでいたというか、ストーリーに深く入り込みきれないところが最後まであって、ラストの感動や味わいが、東野圭吾さんの作品の割には物足りなかったかな、というのが正直な感想。
以下、備忘
神楽龍平
浅間警部補
蓼科兄妹
志賀所長
水上教授(みなかみ)
白鳥里沙
那須課長
木場係長
戸倉刑事
富山警備員
穂高(鑑識チーム)
スズラン
リュウ
『プラチナデータ』検索プログラム『モーグル』