「ビジネスマンの父より息子へ30通の手紙」★★★☆☆ | Jiro's memorandum

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泉治郎の備忘録 読書の感想や備忘録 ※ネタバレ注意
【経歴】 日本株アナリスト、投資銀行、ネットメディア経営企画、教育事業経営、人材アドバイザー、新聞社経営管理、トライアスリート

会社経営で成功している父から、仕事でいろんな経験を積んでいく息子への手紙。 


親心というか、愛情が込められてていて、良い本でした。


最後の手紙は、父が息子に社長を譲るという内容。


今日は、大変お世話になっている会社で、まさに同じような形の社長人事が決まり、帰りの電車の中で最後の手紙を読みながら感慨に耽りつつ、この本との出会いに不思議なご縁を感じた。




備忘

 

夢を見るがいい ――― 試すがいい ――― 失敗するがいい ――― 成功するがいい。

 

「戦わないで征服する人はいない」(ガブリエル・ビール)

 

真の企業家とみなされる人は、どんな困難にぶつかっても、それを状況のせいにして愚痴を言ったりはしない。企業家は失敗についての忘れっぽさと、飽くことを知らない新しい冒険への欲求を天から授かっている。成功しても、得意になれるのは5分間、失敗すれば、せいぜい1秒しか歎いているひまはない。

 

礼儀正しさに勝る攻撃力はない

 

正義は力なり。だが、戦わない者には勝利はない。・・・自分は正しいという確信があったら、自分自身の考えを、あくまでそれを主張するように。

 

責任は「人間存在の基礎」。・・・責任を受け入れる人は、最も実り多い人生を過ごす人。・・・努力したうえで失敗するのは恥ではない、試みなかったことが悲劇。・・・責任を受け入れることは、挑戦を受け入れること。挑戦を受け入れることは、素晴らしい成果を迎え入れるために、扉を開くこと。