「世界一わかりやすいマーケティングの教科書」 | Jiro's memorandum

Jiro's memorandum

泉治郎の備忘録 読書の感想や備忘録 ※ネタバレ注意
【経歴】 日本株アナリスト、投資銀行、ネットメディア経営企画、教育事業経営、人材アドバイザー、新聞社経営管理、トライアスリート


★★★★☆


タイトル通り。とても"わかりやすい"マーケティングの"教科書"です。
易しく書いてありますが、結構勉強になりました。



備忘録


■コミュニケーション能力

商品の良さがお客様や説得する相手に伝わらなければ意味がない。
BMWでは「駆け抜ける喜び」という抽象的な概念をお客様に伝えるために(そのために社内でこの感性を共有するために)、新任役員は難関サーキットで与えられたタイムの壁を破らなければならず、10日間の合宿を行って運転技術を磨く。


■お客様の見つけ方

ウェザーニュースの「SKY」は気象情報を航空会社向けに専門特化させることで気象データのマネタイズに成功。


■圧倒的な情報収集力

P&Gのメキシコ法人は現地で、低所得者の家で一緒に暮らし小さな店で一緒に販売。
サムスンは20年以上も毎年社員を世界各国に派遣し生活させている。また、競合の情報も徹底的に研究し情報収集し「創造的模倣戦略」で成功。かつてはセイコーがスイス時計メーカーを創造的模倣。





世界一わかりやすいマーケティングの教科書/宮永 博史

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