「街場のメディア論」 | Jiro's memorandum

Jiro's memorandum

泉治郎の備忘録 読書の感想や備忘録 ※ネタバレ注意
【経歴】 日本株アナリスト、投資銀行、ネットメディア経営企画、教育事業経営、人材アドバイザー、新聞社経営管理、トライアスリート


★★★☆☆


週刊誌やテレビ・新聞の報道で誤報や名誉棄損があった場合、対応したりお金を払ったりするのは会社です。

これは、2ちゃんねるで「名無し」が好き放題書き込んでいる状況と、程度の差はあるものの、「発言に最終的に責任を取る個人が存在しない」状況は同じです。

もちろん、誤報をしてしまった当事者は何らかの処遇を受けると思いますし、マスコミの記事には記者の名前付きの記事もあります。しかし、信用を失った時のダメージは、フリーのジャーナリストのほうがやはり大きいでしょう。

マスメディアから個人が発信する情報にアイボールがシフトしている状況は必然です。




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