「最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと」 | Jiro's memorandum

Jiro's memorandum

泉治郎の備忘録 読書の感想や備忘録 ※ネタバレ注意
【経歴】 日本株アナリスト、投資銀行、ネットメディア経営企画、教育事業経営、人材アドバイザー、新聞社経営管理、トライアスリート

★★★★☆

ベースは、強みや才能にフォーカスすること。もしくは、バランスを求めないこと。

意図的にアンバランスな戦略をとり。「役割の核となる部分に集中する」ことで、個人の能力を高めることができると。

「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」
にも書いてあって、なるほどと思った遺伝子と学習効率の関係について、本書でも書かれています。遺伝子がOKと言った時、脳内でニューロンとニューロンがシナプス結合します。大いなる熱意と成功は、慣れ親しんだ領域、似た領域で発生する。遺伝や育ちをベースにした得意分野、過去成功経験のある分野、において自己効力感が高まる、と。

遺伝とか素質とか育ちとか、個性として肯定するしかなくて、いかに伸ばすかを考えるべき。


■すぐれたマネジャーが注目すべきこと
「部下一人ひとりの特色を発見し、それを有効活用すること。」
部下の個性に注目する。

■すぐれたリーダーが注目すべきこと
「普遍的なことを発見して、それを活用すること。」
部下の不安に注目し、未来を描きだし、組織がどこに向かうのかを明確に示す。

■個人が継続的に成功するために注目すべきこと
「自分がしたくないことを見つけ出し、それをやめる。」
何をしないかに注目する。不満、退屈、ストレスを感じたらすぐに切り離す。



最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと/マーカス バッキンガム

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