「道は開ける」 | Jiro's memorandum

Jiro's memorandum

泉治郎の備忘録 読書の感想や備忘録 ※ネタバレ注意
【経歴】 日本株アナリスト、投資銀行、ネットメディア経営企画、教育事業経営、人材アドバイザー、新聞社経営管理、トライアスリート

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原題は"How to stop Worrying and Start Living"

つまり「悩み」克服法の本です。長年読まれ続けている本だけに、いいことが書いてあります。教会で説教を聞いているようなイメージ(自分は実際経験がないので想像です)。行き詰ったとき、適当にページを開いて5分か10分読み返すだけでも効果ありそうです。



以下、備忘録

現実を分析する。最悪の事態を予想し受け入れる覚悟をする。悩む暇がないくらい忙しくする。不安に思っていることが実現する確率を考えてみると案外確率は低いとわかる。避けられない運命には調子を合わせる。自分より状況が悲惨な人のことを考える。オガクズを挽かない、つまり過去は忘れる。楽しく行動する。仕返しは高くつくから、攻撃されてもスルーする。感謝を期待しない。与えることに喜びを見出す。百万ドルより手持ちの財産、つまり現状に感謝する。他人にはなれない、自分らしく。他人に興味を持ち善行を心がける。疲れをしっかり取る。


ロックフェラーの話

若くして事業に成功し巨万の富を得たが、儲けることばかり考え、小さな損失でさえ常に気になりずっと不安な状態だったため、53歳のとき生死に関わるほど健康を害した。しかし、過去を反省し富を人に与え始めると、心の平和と健康を取り戻し、98歳まで生きた。



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