「金持ち父さん貧乏父さん」

★★★☆☆

いわずと知れたベストセラー。

日本では2000年に発売。

不動産への投資に結構言及している。

サブプライム問題発生したが、

発売当時この本を読んで即実行した人は、結構お金持ちになっているかも。

http://web.mit.edu/cre/research/credl/tbi.html
今でもアメリカの不動産価格は2000年の約2倍の水準。

以下、備忘録

■考え方として

お金のために働かない、お金に稼いでもらう
「どうやってお金を稼ぐか」ではなく「お金をどう使うか」

■まず必要なのは

ファイナンシャル・リテラシー（お金に関する読み書きの能力）を身につけること

■具体的には

自分にまず支払う（請求書や税金にお金を支払った後ではなく）
資産を作る（不動産と中小型株がお勧め）
借金をしない

資産＝ポケットにお金を入れてくれる
負債＝ポケットからお金を取っていく

ローンで買った住宅は資産ではなく負債
借金をして住宅や車を買ってはいけない

ぜいたく品は資産に買わせる

会社を作る

■心構え・技術・能力

自制心
自分の頭で考える、勉強する、他人に流されない
恐怖心を持たない、失敗を恐れない、自信を持つ
精神力

コミュニケーション能力

■４つの柱

会計力･･･ファイナンシャル・リテラシー、数字を読む力
投資力･･･戦略を立てる力
市場の理解力･･･チャンスをつかむ力
法律力･･･会社、行政の仕組み・ルールの理解（知っていないと損をする）

「それを買うお金はない」という言葉には人を悲しい気持ちにさせるという影響がある。（中略）「どうやったらそれを買えるようになるか？」という言葉によって精神を鍛え、魂を活性化させることの方が大切　P.224

Jiro's memorandum