あるいはお母さんが読むと子供のころ、今はもしかしたらもう記憶がないとしても、 たいてい1度や2度は迷子になったことがあるのではないでしょうか。 迷子になった当人の不安はいうまでもなく、 そんなとき、もっと不安なのはお母さんなのかもしれません。 『はい、このひとがママです! 』 ダイアン・グッド は、子供側の心理とお母さん側の心理が平行して描かれ、 あるいはお母さんが読みつつ感動してしまう絵本ではないかと ふと思います。 n2