(67) なにもない午後は・・・・ | すずめがチュン

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アケノさんを取りまく風景をおとどけしてます。











2014/7/10 撮影

家を出て、トコトコ歩き 大通りに向かう、


 通りを、ひっきりなしに行き交うクルマが、ほんのちょっと


   途切れたすきに、ササっと


急いで渡り、


  またトコトコ・・・・歩いてゆけば、行きつけの本屋さんがある。



左には ドラッグストアー、右には 魚が特に新鮮な


 スーパーが並んでいて、



  つくづく・・・いいとこに住んでるな~、と



事故に遭って、運転しなくなったので


 歩いて5分の、この本屋さんが出現した時には、


  ほんとに、もう 飛び上がりたいくらい


嬉しかった。



それからは、せっせと通い続け・・・


 いつも、鼻歌まじりで 店に入る。



お気に入りのコーナーに 向うまでの


  ウキウキ、ワクワク感が


    たまらない!



収穫があってもなくても、ここで小一時間ばかり


 楽しい時が流れる。



最初は、棚一つ分だったスピリチュアルコーナーが


 何年かの内に、いつか右と左に、勢力を伸ばし


今は、棚三つ分になった。



それを、上から下まで隈なく目でなぞっていき・・・・


 行くたんびに、これをやってると


新しい本が入ってくると、すぐわかる。



 あれ、矢追さんの本がある!


それと、もう一冊、気になる本が・・・・



どれどれ・・・と手に取って、少し読み、


 元に戻して・・・・


   何故か、そこを離れ、プラプラと


     他のコーナーを見て歩く。



いつもの お預けの儀式だ、



 グルリと巡ったら、また初めのトコに戻り


  さっきの本を


 今度は、ていねいに、まえがきや、著者の紹介を


    読んで・・・・


  で、買った!



すずめがチュン  

この二冊で、もう今夜はキマりだな!


 となると・・・・その至福の時間のために


    欠かせないのが、お八つ、


 隣のスーパーに寄り


   果物に、スナック菓子、クッキーを


  胃もたれするくらい


   しこたま買い込んで帰る。



あとは、幸せな夜がやってくるのを待つばかり


  と思っていると、



いやもう、な~んて太っ腹な神様なんだろ!


 もう一つ、嬉しいことを下さろうとは




すずめがチュン


憧れのモルダバイトが!


 そう、先日一目ぼれした、あの森の色の石が


   やってきました!



ようこそ、ようこそ、空のかなたから、



すずめがチュン  


嵌めました!


・・・・こんな手で、ごめん、モルちゃん!



  と、その夜はもちろん、


至福の時の間は、頁を繰るたび・・・何度も


 なんども手をかざしては、うっとりと


    眺め、


次の日からは、水仕事で外すほかは


  片時も、離さずに身に着けている。


 そして、飽きもせず眺めつづけているのだが



どうして、これほどに惹かれるのか・・・・・


 不思議で、調べてみた。



<モルダバイト>


チェコスロバキアの、モルダウ河流域で発見された石、



 およそ、1億4800万年前に、モルダウ地域に落ちたと謂われる


  巨大な隕石の衝突で、形成されたもの


 この時の衝突の威力は、現在の地上の全ての核爆弾をしのぐ


  600京( 6×10の18乗 )と言われている。



 その熱は、岩石を蒸気化し、


  衝突した隕石の母体は、地球中心の液体鉄にまで届いた。


 この ディープインパクトは、液体鉄の回転を妨害し、


  地球の磁極の、反転の原因になったとも・・・・


なんとまぁ・・・・すごい、生い立ちで、



 その時起きた、地球内外エネルギーとの融合によって、


  非常に高い振動数をもち、


共鳴を起こしやすい人は、初めて手にした時、時には


  身体に異変を、起こさせることもある。


これだな、あの時の胃痛は!


モルダバイトは、精神性を目覚めさせ、変化と進化を


  もたらすために、地球に


護符として送られてきたもので、


  古くは、石器時代からお守りとして、人々は身に着け


 チェコスロバキアでは、


  幸運と夫婦円満をもたらすものとして、何世紀にも渡り


    婚約の贈り物とされてきた、


      そうだ。


・・・・そうか、一目見た時から


  なぜか、おかしいくらいに欲しくてたまらなかったし


    手に入った今は、もっと


   多分、生きてる間ずっと、嵌めていたい・・・


    と思うのは、



  どこか、他の人生で、ダレかに


   この石をもらったことがあるのかもしれない、


  そう思えてきた。



    いつか、その夢を見そうな気がする。




  つづく