(26) 時間が、どんどん短くなってる! | すずめがチュン

すずめがチュン

アケノさんを取りまく風景をおとどけしてます。











2014/7/10 撮影

その訳は・・・


  今まで 直線に 進んで行っている、と思っていた


   時間が、


  ほんとは、螺旋を描いていて


   その円形螺旋が 今、小さく小さく上に


    すぼんで行っており、


そして、ついに、12月21日にはゼロポイントに


  到達するのだという!



 えっ、ゼロになるの・・・・・どうしよう!


  終わり!


   そういえば、マヤ歴でも そう言ってた?



だいじょうぶ、一旦そこで、きゅっと絞られた時間は


 また螺旋を描きながら


   こんどは 小さな螺旋から、だんだん大きなモノへと


    広がってゆくのだとか。



 じゃまた、時間は少しずつ長くなっていくんだ。


  へぇ~!・・・・と、この程度の事しか


   理解できない、あとは 有り余る想像力で


    補うことになり


  日がな一日、何をやってても


   そんな事ばかり考えているので


    時々、おかしな失敗をやらかす。



 さっきは、急須に お茶っぱを入れようとして、


  マグカップに入れ、そこにお湯を ドボドボと


    注いでしまった。


   ・・・・・5秒ほど、眺めて・・・・・


    やっと気づく。


どんなに、アタマの中が、その時


   とんでもなく 遠いとこまで、出かけてたか


    ・・・・帰ってくるまで、5秒もかかった。



  あら・・まぁ、


   あわてて、それを急須に戻し


    お蔭で、ほどよく温まったカップに、もう一度注ぐと


   お菓子を ポケットにつっこみ、急いで


    ベランダを目指す。



 四日ぶりに晴れた! 待ちにまった、いい天気だ、


   何はさておき、空を眺めなくては、



  突きぬけるような青空の


    こんな天気の日は、風も強い


  さっき干した洗濯物が


    竿の上で 一回転している、



  雲は、吹き飛ばされて東の


    山の上で


     小さく 固まっていた。



その下の里山が、ため息が出るほどに


  美しい・・・・こんなに、きれいな


       山だったっけ・・・・・と、


  夏ごろから


   山を見るたび、思わず口に出る


    同じ言葉を 繰り返す。

   


四方の山は、昔からずっとそこにあり


  目を向ければ、いつもの景色と


     いつもの色があり、


 季節が変わって、多少 緑が濃くなったり


  秋には、黄色味が増したりする他は、


   取り立てて、目を引くこともない


      普通の山、


   ・・・・・・でも



   今年は・・・・・違った、


 いつの間にか、美しい山に生まれ変わっている。



   長年 見慣れていた 名画が


    ある日、行ってみると、修復洗浄されて


   くすんだ色が一変、びっくりするような鮮やかな色に


    生まれ変わっていた、というように、



 今まで見えなかった、遠くの山の 一本一本の木の


  輪郭や色が、くっきりと 見え出した、



 杉の木に、こんもりと 丸い雑木の輪郭が


   いくつも 重なり合っている様子や、


  所々ふんわり、薄緑にかげってるのは


   竹林だというのも分かった。


 山の中ほどに、へんな枝ぶりの、枯れかかった木も


   一本見えた。



 不思議だ・・・・


   遠くにあるはずの山が、すぐ目の前に


    あるように・・・・見える



   そう思って、もう一度四方を見回し


    上を見上げると、


  空の真ん中に、真っ白なSSが一機


   現れていた!


 隠れる 雲一つない、真っ青な空の中に


   見つけてほしいのか・・・・


     見つかったらマズいのか、



 今日は、 いつもより高く小さく、こっそりと飛んでいる様に


    見えた。



   「どんなに、ちっちゃくても見つけるもんね、」


     と言いながら、手をふる。



  西に向かっている、いつものコースだ、


    だんだん、半透明になって、空に溶け込んでゆく機体を


     瞬きもせず追っているうちに、


   きのうの、PCのことを思いだした。



 銀河連邦メンバーシッププロフィール・・・・ミンタカ星人、


   きのう、またクリックしてないのに、そこが開いた?


    今度は、ミンタカ星人!


     ケンタウルス、フォーマルハウトに続いて、三度目。


   読んでみると、銀河連合に加入したのが三年前、


    ・・・・・・もしかしたら、アンカラ側からの転向組?


 地球に最も近い処に、待機してるグループは、


  メンバー加入の古い、主力メンバー、


   そこに、地球の事情に詳しい転向組も


     参加してるのだとか・・・・


 「・・・・て、いうのを、確かスピリチュアル・ハイラーキーの


   メッセージで読んだ覚えがあるんだけど・・・」


    と、ケイさんに言うと、


    「 そうなんだ・・・・、だから最前線で、頑張って


       くれてるのかもね、ミンタカ星人さん、


      放射能の除染作業とか・・・・


     きっと、責任を感じて、自分たちのカルマを


       償うために、働いてくれてるのよ」 と、


  それを聞いたとたん、


   ふいに、思ってもみない事が 自分に起きた。


     みるみる、涙が溢れてきたのだ、


    気もちとは関係なく、


       ・・・どこからやって来たのか、


      涙は、後から後から、溢れてきて


        止めようにも、止まらない、


   それが、ダレかの返事だというように、


 「 そう言えば、夜、銀河連合の皆さんに感謝するとき、


   福島の除染作業、感謝してます、って最近言ってた


      ・・・・・そうなんだ、その事を言ってるんだね」


     「うん、そうだと思う」




   まだ会えない、未来の大切な友人が


     またひとり、


    精いっぱいの方法で、私たちに

      話しかけてくれた。




   つづく