とうとう夜中まで、お月様は見えなかった。
その翌晩、
見ると、お出ましになっている!
雲をかきわけて、ちゃんと
にじんでいるせいか、まだ、ほぼまん丸で、
まわりに、うす青とオレンジの虹のような
輪っかまで従えてのご登場だ、
それを見守る ☆たちは?
星たちは・・・・・・・
いくら、見渡しても・・・・・一粒もない。
正に今宵は、彼女だけのためにあるような?
「 そう! 私だけを見てくださればいいのよ!」
そんな風に見えて、
「 はいはい、 見ますとも」と、思わず呟いた。
そして、いつもの歌をうたう
お~月さまぁ こんばんは~、 銀のふ~ねぇ 小舟~♪
ギッチラ ギッチラ、漕~いぃで~、
夢の お国に まいりますぅ♪
( きっと、ダレも知らない歌だ)
それを本日は、特別サービスで、三回唄って・・・・・
もう一度、辺りを見まし、
・・・・・・UFОが飛んでない?・・・事をたしかめてから
また部屋に戻った。
開きっぱなしのパソコンを、もう一度のぞく
ビーナスさんの記事が更新されている。
なに、「我々のシップは、今は低空に、都会にも現れています」
・・・・だって、
そぉなの!へ~そうなんだ、
じゃ、ここにも来る? 空港が近いよ、屋根の上をいつも
地球産の飛行機が、ビュンビュン飛んでる
この前なんか、窓まで見えたし、
だから、きっと ダメだね・・・・と、
ずっと思ってたけど、
・・・・・・・・・そぉ・・・なんだぁ!
急に、その気になってきて
コメントを入れずにはおれない、
「 ぜひお出ください、
できたら、空が見えなくなるくらいの巨大宇宙船で、
家族一同、大興奮で、おむかえするでしょう!
銀河連邦
ゼウス・アシュタルコマンド様」
で、空が見えないくらいだというと・・・・一体
どれくらいなんだ?
おいで下さい、と言っても実際に見たら
すごいよね、
ひっくり返るかも、みんな、・・・・・・いやいや、それでは
余りにも失礼
理想は、
かぞく一同、満面の笑顔で、ベランダの手すりから
身を乗り出すように手をふり、出迎えたい・・・・だが、
みんな、顔面蒼白で
笑顔はひきつり、その場に固まる?
更にモアイさんは、腰がぬけ、ひょっとして
孫たちより先に、泣き出すかもしれない
情けないなぁ~、
モアイさんだけは、外しとこう
パソコンを閉じ、また ベランダに出ると
ワンマンショーのお月様が、
真ん前に移動して待っていた。
ああ、びっくりした!
早いね、いつの間に!きたの、
つい昨日読んだ、彼女の “ヒ・ミ・ツ”について言ってみたくなった。
「 ねぇ、お月さまってさ、裏側はちょいと尖がってんだって?え?
本当は人口構造物で、アーンチャラ同盟軍が造った
16層のチタン合金でできてるっていうじゃない・・・・・
で、そこに何があるかというと、地球人を実験する化学研究所や、
兵器庫があって、ずっと地球を監視コントロールするための
軌道衛星基地だったって書いてあったよ、
びっくりよねぇ~・・・ね、
どうなの? 」
おぼろ月のポーカーフェイスは変わらず
空にもやっぱり ☆ひとつない
みな、だんまりを決め込んでいる。
手探りで、よこに置いてたオレンジの皮をむき
ふた粒、口に放り込んでから
上を向いた!
え! あれナニ!
えぇ~っ!
まん丸月のすぐ下に、一本線が現れている、
ほんの2~3分、下を向いてた隙に、
定規で引いたような、きっちりはっきりした一本線が
今まで、まわりに雲一つなかったのに、
だから、雲?・・・じゃないよね、絶対!
じゃナニ!
飛行機雲?・・・・でもないよ、短すぎるし、初めも終わりも見当たらないから、
え、まさか宇宙船?、だとしたらデカいよ!
・・・・・・・・・・
そして、思い出した、ついさっきお願いしたことを、
ほぉ~~~~・・・・そうなの?
音もなく、あっという間に現れた不思議なソレが、やがて消えるまで
こんどは、目が離せませんでした。
興奮が治まり、やっと眠りについたその晩
見た夢は!
つづく
お月さまの秘密は、
スピリチュアル・ハイラーキーと銀河連邦からのメッセージ
(地球西暦 : 2004年5月25日 から、)
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