狩りの思い出。 | すずめがチュン

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アケノさんを取りまく風景をおとどけしてます。











2014/7/10 撮影




ラピスさんのブログで一目惚れした写真です。


ラピスさんのブログはこちら。


いつも、素敵な写真を、記事にしていらっしゃいます。







息を呑むような美しさです。


コレを毎日眺めたい!!


そう思って、ゆずっていただきました。


で、今もず~っと眺めています。


















なつかしい思い出にひたりながら。


それは、


父に連れられて、弟と三人で行った


狩りの思い出。















若いころは、なかなかの趣味人だった父は、


夏は釣り、冬は狩りを趣味にしてました。


ちょうど、今頃から狩猟が解禁になります。


そのとき、私は四年生。


弟は一年生でした。
















その前の晩は、


おやつをつめた、リュックを枕もとに、


私も弟も、早く寝させられました。


すぐとなりの部屋では、


父が、弾の準備をしてるという、


今考えると、なんともブッソウなコトですが、















さあ、いよいよ出発。


四時起きです。


東の空には、明けの明星が、かがやいてました。















真っ暗な中を、


父が持つ懐中電灯をたよりに、


一列になって、山の中に入っていきます。


その時分、ホントに弱虫だった弟は、


必ず、私の前を歩きたがりました。


私もコワかったんです。ホントは。


どんどん、歩いていきました。













途中で、湧水を水筒に入れて、


また、どんどん、どんどん、歩いて行く。


弟は、やっぱり真ん中を歩いて行く。
















そろそろ、あたりが明るくなってくると、


ブル(という名前の猟犬)が、獲物を見つけて、


ヤブのなかに入って行って、追い込みます。


おどろいて、飛び立ったところを、


ターン!!


命中。
















お利口なブルは、落ちた獲物を見つけると、


得意気にくわえて、持ってくる。


すごいな~!


私と弟は、少し離れたトコロから見てました。


そしてまた、次の山を目指して、


どんどん、どんどん歩いて行きました。
















山の頂上に着いたころ、


ちょうど、お昼になって、お弁当を食べました。


ブルのお弁当は、ふかしイモ。


食べきれないおイモを、穴を掘って埋めるんです。


もう、来ないのに。


そこから見た、山の景色が、



この写真の山とソックリでした。
















山には、あけびや、
















山グミもありました。
















その日の収穫は、


弟の背中の雉(キジ)と、


私の背中には、コジュケイ。


もちろん、その晩の食卓にのぼりましたが、


私と弟は、疲れきって、


食べたのか、食べなかったのか。


早く寝てしまいました。


二里も歩きましたヨ。


エラかったですネ。


おわり。



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