

コスモスの会は 中野区にあるバレエ教室です。
発表会の舞台をお届けいたします。
幕開きが「レ・シルフィード」でした。
まず「レ・シルフィード」について少し説明を加えます。
「レ・シルフィード」とは、ショパンのピアノ曲を管弦楽に編曲しバレエ音楽にしています。
このため 別名は「ショピニアーナ」とも言われます。
振付は ミハイル・フォーキンで、バレエの真髄を堪能させるもので、
あらすじ等はありません。
詩人とシルフィード(空気の精)が 月明かりの下で踊り明かす情景を描いています。
前奏曲イ長調(プレリュードの曲)が最初に流れ、
詩が読まれました。
その後、幕が上がります。
音と共に、6人が歩いて下のポーズになります。
後ろ3人以外の踊りです。息を合わせて踊りましたね。
ソリストSちゃんが情感を込めて 踊っています。コール・ド・バレエのがんばりに目を見張ります。
みんなが良くそろいましたね。
長身が魅力的なソリストYちゃんと詩人の踊り
ソリストMちゃんのラインは美しい。
花の笑顔のYちゃんと詩人のアダジオ。たて列コール・ド・バレエにご注目ください。
全員 体を使って踊っています。
2人のソリストと詩人の有名な場面です。
ノクターン ラスト近くの動きが美しい。
これが、ノクターンのラストポーズです。
私は、私にとってはぎりぎりの力を要した作品が無事出来たことを感謝しつつ。
一種の虚脱状態から抜けることに難しさを感じています。
そして、バレエの奥の深さに魅入られて、動きが取れない心。
そのような中、時は厳しく事実を突き付けて、私を突き放します。
どうして良いか分からないとき程、真っ直ぐに、真っ直ぐに歩んでいこう。
「レ・シルフィード」は、ノクターンの後、ワルツ、マズルカ、マズルカ、プレリュード、そして
最後の曲が、ワルツ「華麗なる大円舞曲」です。
また、続きは、日をおいてご紹介します。
皆さま、お健やかに。
ごきげんよう・・・です