クラシックバレエコスモスの会は、随時、生徒を募集をしております。
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今日は父の誕生日です。
父は2008年に86才で亡くなりました。
最晩年には、バレエのことで衝突したこともありましたが、それも、寂しさ故のことでした。
父がバレエを習わせてくれました。
発表会の時は”親ばか”丸出しで応援してくれました。
私が先生の弟と結婚する時、結婚式では泣いて、泣いて、こんなに泣く花嫁の父は、他に記憶にありません。
「瑞江には我慢させることを、教えて来なかった。
だから、どんなに、この先瑞江が苦労するかと思うと涙が止まらなかった・・・」
そう話してくれました。
私たちの結婚生活は予想通り、波乱が沢山待ち構えていて、その都度、父は泣き私を助けてくれました。
私は新婚旅行から帰って1週間で、約ひと月入院。
翌年生まれた長男が体が弱く、1才の時にもひと月入院。
その都度父は若い夫婦を物心共に援助してくれました。
私がバレエの仕事を始めた頃、家の者のお給料を銀行から引き出して、全て落としました。
隣りの実家で泣いていた私。
家に帰り、ボーっとしていた私。
ドアを叩く音が・・・
何と、父が落としたと同額のお金の封筒を持ち立っていました。
「誰にも内緒にしなさい・・・」
優し過ぎる父でした。
私の長男、次男を我が子のように可愛がり、面倒をみてくれました。
まるで、一家のゴッドファーザーのように、我々一家、妹一家を引き連れて家族旅行を何回もしました。
肺がんには勝ちましたが、肺気腫で亡くなりました。
その日、父と二人になった時
「パパ、大好き!大好き!」
私はそう話し、おでこにキスをしました。
父は涙を流し
「同じ!同じ!」
ろれつが回らなくなった声で頷きながら、そう言ってくれました。
今は御国で安らかに過ごしていることでしょう。
父のためにも、幸せに、しっかりと生きて行きたいと思います。
両親と私。後ろの家は祖父母の家。同じ敷地内に二軒建っていました。
結婚前に父とお出かけ。
先生ご夫妻をマキシムにご招待。
母の代わりに私を伴いました。
これから、出掛けるところです。