●Q&A 子供に任せて親が何も言わないことは放任になりませんか?
こんばんは!
不登校専門カウンセラー
韮塚かおりです。
オンライン講座受講生さんより
次のようなご質問を頂きました。
子どもに任せることと放任することについてです。
勉強のことですが、本人に任せるとあまりやらず
このままでは勉強が分からなくなり、
ますます学校が嫌になるのではないかと思ってしまいます。
それでも今まで通り私からは何も言わない方が良いのでしょうか?
何も言わないことは放任にはならないのでしょうか?
ご質問ありがとうございます。
>勉強のことですが、本人に任せるとあまりやらず
>このままでは勉強が分からなくなり、
>ますます学校が嫌になるのではないかと思ってしまいます。
お母さんのそのような気持ちはわかります。
ただ、お母さんはこれまでずっと
お母さんの不安感から
勉強以外の面でも、お子さんに任せることができず
ご自分の規範で、お子さんをコントロールしようとしてきたのではないでしょか?
お子さんは、これまでずっと、
お母さんの不安感からくるコントロールによって
無気力になっていったのだと思います。
ですから、もし今
お子さんに任せたとしても
お母さんは不安感・焦り・イライラの感情で見守ることになり
お子さんは、そのようなお母さんの感情を敏感に察知して、
勉強をやる気は出てこないでしょう。
>それでも今まで通り私からは何も言わない方が良いのでしょうか?
何も言わなくても、
お母さんの不安感・焦り・イライラ・・・など
お子さんに対するネガティブな感情があるなら
お子さんへ、ボディランゲージ(非言語)として
伝わっていきます。
>何も言わないことは放任にはならないのでしょうか?
不安感のお母さんが
お子さんへ何も言わないと、ただの放任になり
子供はやる気が出ないでしょう。
安心感のお母さんは
お子さんへ何も言わないで、子供へ任せることができます。
すると、子供はやる気が出てきます。
同じ任せるでも
不安感のお母さんと、安心感のお母さんは
何が違うのでしょうか?
不安感のお母さんが、子供へ任せる=放任
安心のお母さんが、子供へ任せる=信頼
このような違いがあると感じます。
今日も、ブログをお読み下さりありがとうございました!
3人の子供達の、不登校・ひきこもり・心の病を乗り越えた実体験と
10年に渡る不登校カウンセリングで辿り着いた
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