2005年に日本で公開されたアメリカのラブストーリー。
アルツハイマーで全てを忘れてしまった妻に、自分と妻の青春時代の純愛から結婚するまでの自筆の物語を読み聞かせ、二人の愛を思い出して貰おうとするドラマ。
17歳の夏にシーブルックの別荘に遊びに来ていた裕福な家庭に育ったアリ-が、地元の材木工場で働くノアと出会い付き合い、ノアが将来買い取りたい空き家になった農場の家で二人は愛し合おうとするがアリ-の両親が捜索願を出して探していた事から未遂に終わり、ノアを気に入らない両親に引き離されてしまう。
ノアはそれから毎日一年間手紙を書くが、アリ-の母親も若い頃に同じような経験をしたが、砂利採取場で働く彼とは結婚せず今の夫を選んだことに後悔は無いことから、アリ-にも同じ様になって欲しいと、手紙をアリ-には渡さなかった。
アリ-は大学に行き戦争で怪我をしたロンを病院で介護したことから、イケメンで大金持ちの弁護士ロンと恋に落ち婚約した。しかしある時、ノアがあの農場の家を買い取り17歳の時に語っていたとおり白い壁の家に改装した家が新聞に載っていた。アリ-の希望だった窓枠をブルーにすることも忘れていなかったその家の写真を観て、アリ-はノアに会いに行くことを決め、1人で会いに行った。
そして、アリ-はロンとの婚約を破棄しノアと結ばれるという話を、読み聞かせるのです。
そして読み終わった途端アリ-の記憶が戻るのですがわずか数分で全て忘れ、ノアに対して「あなたは誰?誰か助けて」と奇声を発します。施設の職員に離され合うことを禁じられますが、密かにアリーの部屋を訪れ手を握ってベットに入ると、二人はそのまま亡くなってしまうという、何とも切ない物語です。
ところどころ「ん?」というところは合ったけど、ノアのアリ-に対する永遠の愛は感動的だった。
ただ私的には、アリ-の行動は全く理解できない!好き同士で結ばれるのは良いのだけれど、ノアと別れて自分からは一切連絡しようともせず、ロンと愛し合っていたにもかかわらず、昔の恋愛を思い出してノアに会いに行きロンのことは何も無かったように愛し合う。ノアもノアで隣町の未亡人と付き合っていたがアリ-が現れると、何事もなかったように捨てる。表現が悪いかもしれないけど、そこにロマンスは全く感じられませんでした。好き同士が結ばれるのは良いけど、その過程が…むしろ嫌悪感!なぜかな?
その原因が次。
「君に読む物語」の前に、2本の純愛ラブストーリーの邦画2本見ていたせいだった。
「恋と嘘」
一本目は森川葵と北村匠海が出演した漫画の実写版で、漫画やアニメとはストーリーが異なる。
少子化対策として16歳になると遺伝子レベルで最高に良い相性の相手をマッチングして紹介し結婚するという政府の政策を楽しみにしていた葵と、葵にずっと恋していたが葵からはいい友達としか思われていない優翔と葵のマッチングパートナーの悠介の3人のラブスト-リー。
物語はマッチングパートナーが発表される前日の夜、ドキドキが止まらない葵とその相手が自分であって欲しい優翔が公園で話しをしているところから始まる。
葵はパートナーと初めて合ったときの予行練習を優翔相手にしていると、優翔は自分の思いを打ち明け葵にキスをする。優翔の気持ちにも気づいていない葵は何事が起きたのかも解らないでいると、マッチングパートナーの穂蒼佑が現れる。
イケメンで頭もよく医者の息子の穂蒼佑は、クールであまり真剣にマッチングパートナーのことは考えておらず、パートナーとして義務的に付き合い結婚するつもりでいた。
穂蒼佑は、葵との付き合い方を事細かに教えてもらった優翔を葵と同じように友人として大切に思うようになっていた。そして優翔の病気のことを知ると、父親に頼んで脳腫瘍の権威の医者を紹介してもらい優翔に紹介状を渡した。
そして、葵のひたむきな気持ちに次第に惹かれ好きになっていくが、葵は自身は気付いていないが葵の頭の片隅には常に優翔が居ることに気付いてしまう。
葵と穂蒼佑の結婚式の当日、ウエディングドレスに着替えた葵は不意に何時も葵を気遣ってくれた優翔との過去を思い出す。そして穂蒼佑は普段着で葵の前に現れ、優翔は脳腫瘍に侵され1人で治療に向かおうと今空港にいることを教え、葵に早く行くように伝えた。
葵は穂蒼佑の優しさあふれる好意を受け入れ優翔の元へ行き、二人は結ばれる。
エンドロールの中で、優翔と葵の幸せな時間のスナップが流れ、エンドロールが終わると葵が優翔の墓参りをしている場所に穂蒼佑が現れる・・・ここで、映画は終わる。
相手を思いやる気持ちが溢れる、キュンキュンさせられる作品でした。
「覆面系ノイズ」
二本目は今旬の中条あやみと志尊淳が出演した、これまた漫画の実写版ですが漫画とは若干ストーリーが異なるようである。
主人公の有栖川仁乃(ニノ・アリス)は、子供の頃に隣に住んでいて何時も一緒だったモモの事を思い続けニノの歌声がいつか必ずモモに合わせてくれると信じて歌い続けてきた。そして、モモが居なくなった後、海辺でニノに出会った素敵な音楽を作る少年ユズは、いつかニノに歌ってもらう事を夢見て音楽を作っていた。そんな思いを持ったニノとユズが出会うところから物語は始まります。
ニノがユズの高校に偶然転校してきて、音楽室から聞こえる曲を聴いて駆けつけユズと再会する。
ユズは覆面をした高校生バンドin No hurry to shout(イノハリ)を作って、プロとして活動していた。バンドのメンバーはユズのアリス(ユズはニノのことをアリスと呼んでいた)への思いを知っていたがボーカルの深桜はアリスへの嫉妬からバンドを脱退してしまう。そしてアリスはイノハリのボーカルとして歌を歌うことになる。
そんなある日、モモが有名な作曲家になっていて自分が手がけるバンドのボーカルオーディションをやることを知りオーディションを受けるが、そこに居たモモはお金のために活動している自分の行動を恥、ニノを遠ざけてしまう。モモを見つけた喜びのあまり、ニノに突き放されたことが悲しくて落ち込むが、やがてモモの気持ちを知り二人は結ばれるかのように思えた。
ユズとモモはお互いのことは何も知らなかったが、偶然出会い、お互いが音楽をやっていることを知りその才能を認め合い、友だちになっていた。
モモの気持ちに寄り添おうとした時、ユズのニノに対する気持ちの大きさがモモへの気持ちを上回っていることに気付いたニノは、イノハリ最初のライブの日にモモに別れを告げた。モモもその気持ちに気づいていたのかニノにライブ会場へ急ぐように伝え、自分も必ず後から見に行くことを伝えた。ニノは急いでライブ会場へ行き、ユズがアリスのために作った曲を演奏しイノハリのライブは最高潮に達するのだった…
コレも、「恋と嘘」と同様に相手を思いやる気持ちが溢れる、キュンキュンさせられる作品でした。
そして、中条あやみちゃんが可愛すぎて歌も上手過ぎて、もうキュンキュンでした(笑)
そんなわけで、「君に読む物語」に嫌悪感を覚えたのは、この2作品の影響でした…でごめんなさい(;;)
中条あやみちゃん、超可愛い(〃艸〃)ムフッ



