2015/08/15 茨城新聞
日本の敗戦間近に満州に入植し、帰国後には残留孤児の肉親捜しに奔走した長野県の山本慈昭(じしょう)(1902~90年)を描いた映画「望郷の鐘 満蒙開拓団の落日」上映会が、9月12日午前10時半、午後2時半の2回、水戸市千波町の県民文化センター小ホールで行われる。県日中友好協会など主催、県、県教委、茨城新聞社など後援。
「望郷の鐘」は、現代ぷろだくしょん制作、山田火砂子(ひさこ)監督。出演は内藤剛志さん、常盤貴子さん、渡辺梓さんら。
「中国残留孤児の父」といわれた山本慈昭は、1945年5月に満蒙開拓団の一員として満州へ渡り、侵攻してきたソ連軍によるシベリア抑留を経験。2年後帰国して妻子の死を知る。しかし、開拓団の生存者から「子どもたちの命を救おうと中国人に引き渡してきた」と聞いて、残留孤児探しを始めた。その活動が国を動かし、集団訪日調査が始まる。
山田監督は、敗戦のわずか3カ月前に満州へ移民させられた事実に驚きを見せるほか、「戦争に負けることは弱者だけがひどい状況になる。二度と戦争をしない、平和をいつまでもと願い、この映画を作った」と話す。
上映会は前売り1000円(当日1300円)。全席自由。県民文化センターチケット取扱所で販売。県日中友好協会(電)029(224)1169。(武藤秀明)
【写真説明】
「望郷の鐘」の山本慈昭を演じる内藤剛志さん(左)
日本の敗戦間近に満州に入植し、帰国後には残留孤児の肉親捜しに奔走した長野県の山本慈昭(じしょう)(1902~90年)を描いた映画「望郷の鐘 満蒙開拓団の落日」上映会が、9月12日午前10時半、午後2時半の2回、水戸市千波町の県民文化センター小ホールで行われる。県日中友好協会など主催、県、県教委、茨城新聞社など後援。
「望郷の鐘」は、現代ぷろだくしょん制作、山田火砂子(ひさこ)監督。出演は内藤剛志さん、常盤貴子さん、渡辺梓さんら。
「中国残留孤児の父」といわれた山本慈昭は、1945年5月に満蒙開拓団の一員として満州へ渡り、侵攻してきたソ連軍によるシベリア抑留を経験。2年後帰国して妻子の死を知る。しかし、開拓団の生存者から「子どもたちの命を救おうと中国人に引き渡してきた」と聞いて、残留孤児探しを始めた。その活動が国を動かし、集団訪日調査が始まる。
山田監督は、敗戦のわずか3カ月前に満州へ移民させられた事実に驚きを見せるほか、「戦争に負けることは弱者だけがひどい状況になる。二度と戦争をしない、平和をいつまでもと願い、この映画を作った」と話す。
上映会は前売り1000円(当日1300円)。全席自由。県民文化センターチケット取扱所で販売。県日中友好協会(電)029(224)1169。(武藤秀明)
【写真説明】
「望郷の鐘」の山本慈昭を演じる内藤剛志さん(左)