2011/10/06 佐賀新聞
「日本の原発を今すぐ全部止める。そのために全ての原発立地でもう一回差し止め裁判を起こす」。東京電力福島第1原発事故の影響で節電が続いたこの夏、脱原発を目指す連絡会を結成した。
巨大な利権構造である原子力村は、強靱(きょうじん)な爬虫(はちゅう)類のようなものという。「今は首が切れかかってのたうっているが、時間がたつとくっついて大暴れする。本当に息の根を止めないと復活する」
その第一の動きが、北海道電力泊原発の営業運転再開だとみている。福島第1原発と中部電力浜岡原発の二つの運転差し止め訴訟で手痛い敗北を喫した。その経験から、原子力村の強大さとしぶとさは身に染みている。
原発に関わるきっかけは17年ほど前。「反原発の父」と呼ばれた核化学者の故高木仁三郎氏との出会いだ。「冷静で客観的だが非常に情熱的で、権力に立ち向かっても絶対にひるまない。御用学者の対極に位置する人」
そんな人柄に触れ「原発こそ最大の環境問題。ぜひ一緒に運動をさせてほしい」と申し出た。高木氏は「喜んで。でもまた一人、苦しい戦いに引っぱり込んじゃったなあ」と苦笑したという。
もう一つの顔は企業事件や倒産を扱う敏腕のビジネス弁護士。ダグラス・グラマン事件、イトマン事件など超有名事件も手掛けた。「いただけるところからはいただく。それがプロ。それを必要なところにつぎ込む」。だから、ライフワークの中国残留孤児就籍訴訟や原発訴訟は、ほとんどが無報酬だ。中国・長春生まれ。
「日本の原発を今すぐ全部止める。そのために全ての原発立地でもう一回差し止め裁判を起こす」。東京電力福島第1原発事故の影響で節電が続いたこの夏、脱原発を目指す連絡会を結成した。
巨大な利権構造である原子力村は、強靱(きょうじん)な爬虫(はちゅう)類のようなものという。「今は首が切れかかってのたうっているが、時間がたつとくっついて大暴れする。本当に息の根を止めないと復活する」
その第一の動きが、北海道電力泊原発の営業運転再開だとみている。福島第1原発と中部電力浜岡原発の二つの運転差し止め訴訟で手痛い敗北を喫した。その経験から、原子力村の強大さとしぶとさは身に染みている。
原発に関わるきっかけは17年ほど前。「反原発の父」と呼ばれた核化学者の故高木仁三郎氏との出会いだ。「冷静で客観的だが非常に情熱的で、権力に立ち向かっても絶対にひるまない。御用学者の対極に位置する人」
そんな人柄に触れ「原発こそ最大の環境問題。ぜひ一緒に運動をさせてほしい」と申し出た。高木氏は「喜んで。でもまた一人、苦しい戦いに引っぱり込んじゃったなあ」と苦笑したという。
もう一つの顔は企業事件や倒産を扱う敏腕のビジネス弁護士。ダグラス・グラマン事件、イトマン事件など超有名事件も手掛けた。「いただけるところからはいただく。それがプロ。それを必要なところにつぎ込む」。だから、ライフワークの中国残留孤児就籍訴訟や原発訴訟は、ほとんどが無報酬だ。中国・長春生まれ。